レコードレビュー 113枚目 ウィズザビートルズ ドイツ盤

https://www.discogs.com/ja/release/1952119-The-Beatles-With-The-Beatles

今回は、先日発売された、赤盤に追加収録された、
ロール・オーバー・ベートーヴェン、
ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミーが収録されているウィズザビートルズのドイツ盤を
レビューする。

この時代のステレオ盤は、モノラルが主流だった
ので、生産が極端に少なく、プレミア価格となっている。

日本盤以外で、安くステレオ盤を購入したい
と考えていたら、3000円台で再発盤だが、ドイツ盤を購入するチャンスを得られたので、購入した。

ドイツ盤は、とても面白い点が2つある。

1つ目は、ジャケットである。
ウィズザビートルズのジャケットは、写真は、
イギリス盤と一緒なのだが、タイトルの位置が違く、また、緑色の四角の線が追加されている。

2つ目は、オール・マイ・ラヴィングである。
ドイツ盤には、なんと、冒頭にハイハットが収録
されているのである。

このバージョンは、ドイツ盤の他に、数枚の
レコードでしか聴けない。

そして、音質なのだが、ステレオと言いながら、
残念ながら、全体的に、フィルターがかかっていて、音がこもって聴こえる印象を抱いた。

また、ロール・オーバー・ベートーヴェンでは、
イントロのギター音が最初、とても小さく、途中
から、急に大きくなって聴こえた。

やっぱり、良い音質で聴くならば、当時のuk ステレオ盤を買うしかないのかもしれない。

星は、2.8