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私がSHElikes を退会した理由
退会じゃなく、卒業と言いたかったなとあれだけ心に思っていたけれど。それは叶わなかった後悔も込めて。
先に結論を述べておくと、SHElikesに入会したことは何一つ後悔はありません!入会や退会する決断を迷っている方へ、私の場合の経緯が少しでも力になれたらとこの記事を書きます。
次目指す場所と違う方向性
SHElikesに入会してからフィリピン留学前までの私は、帰国したらフリーランスやノマドワーカーになるためにデザインやライターを満遍なくこなせる何でも屋になりたいと薄っすら考えていました。しかし帰国した私は、ドイツの留学+ワーキングホリデーを視野に入れ始めました(決めた経緯はまた別の記事にて)。
そうすると、勉強することが特に言語になってきます。同時並行で勉強することも可能かもしれないけど、何よりSHElikesの画面を見てやる気が出てきません(泣)!!というより、何を勉強したいかが見えてこない。または、勉強したいことが自分の中で「言語」と「プログラミング」とはっきりしていて、他に何一つ興味がわかない状態だったからなのかもしれない。
留学で先生や外国人の友達と交わした文化や価値観の違い、定年を迎えて来ている人生の先輩との話が刺激的過ぎて、他に興味がわきづらくなっていたのも原因の一つかもしれない。
とにかく、どの動画もイベントも興味が持てない状態に。
情報量の多さで目がやられた
英語の語学留学をしていたために、日本語からなるべく離れるように心掛けていました。そのせいもあるのか、帰国後にTwitterを見ると酷く疲れました。文字が多すぎるのか、情報量が多すぎるのか、見ていてひどく憂鬱な気分になるのです。
同じような現象が、SHElikesの画面を通して起こりました。何を見てもただただ疲れてしまうのです。
更新されない新しい技術
AIが発達して、どんどんと色んなことが新しくなります。ホームページの作り方なんかも、SHElikesでは一から学べました。ありがたいと思うと同時に、今簡単にすぐできる技術を使った方が時間的な効率もあるし、その方法を学びたい、と感じる自分がいました。
一から作る方法でしかやれないやり方例とか全部事細かに教えてくれていたらよかったのかもしれないけど、それすらもきっと毎日更新される情報には追いつかない気がします。説明動画撮っている間に、きっとその問題は解決してしまっている。。。
モチベーションキープは可能だった
今現在、私はドイツでワーホリしながらプログラミングの勉強を進めています。プログラマーになりたいのかと聞かれると、「今一番興味があるし好きだから、向いていなかったと思う日まで頑張ってみようと思っている」というのが答えです。先のことなんて誰にも分らないのだから。
ただ、好きと言っても勉強が続くわけではなく、一緒に高め合える仲間のいたSHElikesの環境がよかったなと思ったり。毎月のコーチングも好きだったし、朝活、コミュニティの存在もすごくすごくありがたかった。
無意識に感じる「やらなきゃ」
しかし、仲間がいたおかげかなぜか同時に無意識に「やらなきゃ」を感じました。社会人から留学をきっかけに学生に戻り、すっかり自由でいることに慣れてしまっていたから特に感じたのか、とにかく正体のわからない「やらなきゃ」というプレッシャー。これがだんだんと嫌になっていきました。しかも、誰かと比べてしまう癖ができあがっているのか、「あの人がこれをやっているから私もやらなきゃ」なんて考えもあったりして、自分で自分を翻弄してしまっていました。
後悔はたった一つだけ
SHElikesに入会したこと自体は何一つ後悔はありません。学んだ知識は一つも無駄ではなかったし、大切な友人もできました。頑張れなかった時期に頑張らせてくれたSHElikesには感謝しています。
一つだけ後悔があるとすれば、何か一つやり遂げたかったなということです。例えばライターコンペやデザインコンペ入賞など。たくさんの人が頑張っていて私はその中に入れなかったんだと思う反面、一つでも何か入賞できていたら自分の自信に繋がったんだけれどとも思います。
何かの番組の一部でやっていました。「子供のやりたいことを尊重して色んな習い事をさせているけれど、すぐに辞めてしまう癖がついてしまうのではないかと心配である。どうしたらいいか。」という疑問に対して、林修先生が「一つ目標を決めて、それができてから辞めるようにさせるといい。例えばスイミングスクールなら、クロールが泳げるようになったら辞めてもいいよ、というような感じ。全ての泳ぎをマスターする必要はないですから。そうすれば、諦める癖の心配はない。」というのです。なるほど~と凄く納得したのを覚えています。実際、自分の中で一つもやり遂げられなかったから未だに私はモヤモヤしているのかとも思ったりします。
留学をきっかけに私は辞める選択をしたけれど、これからもSHElikesの発展とシーメイトさんの活躍を応援しています!