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一つ畝ができた

今日は良い天気になり、気温も高い日となりました。
桜もすっかり満開になり、今が見頃です。
午前中は肩のリハビリに行きましたが、肩の動きも随分良くなり、スコップや鍬などを使う作業も一応気をつけてはいますが、少しずつ普段通りの動きに近づけています。

午後からは畑の作業に取り掛かりますが、今日は畝の上にもみ殻を敷き、マルチをかけていく作業になります。
まずは材料になるもみ殻を袋に詰め、畑まで運ぶ作業です。
何年も前に積み上げたもみ殻なので、色も変わり内部は菌糸でいっぱいです。
しかし、連日の雨でたっぷり水を吸った部分には、菌糸が見当たりません。
もみ殻を選んでいる時間はないので、とにかくどんなもみ殻でも袋に詰めていきます。

もみ殻袋一つで2メートルほど畝の上に広げられます。

畑に着いてからは、このもみ殻袋を一番上の段の田んぼまで運んでいきます。
一輪車を使って運びましたが、なかなかの重労働でした。
一番上の田んぼまで行くと、昨日の雨で畑に水溜りができていました。
これではいけないと、山側の石垣の下に溝を掘って水を逃すことにしました。
溝を掘っていくと石垣の隙間から水が染み出してきていて、いつまで経っても水が引かない理由が分かりました。
水がキレイなのか、カニが次から次に出てきて、スコップで潰さないように拾っては投げを繰り返しての作業でした。

溝を掘っていくと、棲家を破壊されたカニが次々と出てきました。

溝掘りが一通り終わり、畝作りにとりかかります。
まずはもみ殻を畝に敷く作業です。
袋を抱えて畝にもみ殻を積んでいき、レーキで広げていきます。

山のようにもみ殻を置いていきます。

キレイに広げ終わったらマルチを被せていきます。
風が吹いてマルチがふわふわし、マルチもラップのように張り付いてうまく広げられず、なかなか作業がはかどりません。
広げながらマルチが飛ばないように、途中途中でピンを打っていきます。

なんとかマルチで覆うことができました。

最後に水分がもみ殻に回るようにマルチの上に重しをして、完成となります。
これでやっと1つ畝ができました。
まだまだこれから何本も畝を作っていかなければいけませんが、なんだかこの作業が面白くなってきています。
元々こういった土木作業的なことが好きなのかもしれません。
溝掘りも大変でしたが、水が流れていくのを見ると面白いものです。

やっと一つ完成しました。

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