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ヒエの生命力

今日も晴れたり曇ったりの天気でしたが、雨は降りませんでした。
稲刈りの準備で、畦の草を刈る下刈り機の音が、あちこちで聞こえていました。
来週あたりは稲刈りがそろそろ始まりそうで、機械の点検などで皆忙しそうにしています。

私も今日は畦の草刈りをしていましたが、田んぼを見ればいつの間にやらそこかしこにヒエの穂が上がっていました。

イネより高いところでフサフサしているのがヒエです。

ここはずいぶん時間をかけてヒエとりをしましたが、水が干上がった時期に芽が出て育ったものなのか、急成長を遂げて穂をいっせいに伸ばしたようです。
こんなことが繰り返されるので、雑草対策はイタチごっこになってしまいます。
自然栽培など無肥料無農薬で栽培していると、ヒエはそれほど気にならなくなるようになると聞いていますが、このような勢いを見せつけられると疑ってしまいます。
今のところ、深水での対策がうまくいかなかったことが原因なのか、初期除草の失敗が原因なのか分からなくなっている状態です。
この田んぼはあまりにヒエが多かったので、7月に徹底的にヒエとりをしたはずなのですが、こんな状態になってしまうと落ち込んでしまいます。

雑草があまり目立たなかった田んぼでも、今になってヒエの穂が伸びてきており、初期の対策の失敗が結果に響いてくるものだと思い知りました。
まだまだ手探り状態で、試しては失敗の繰り返しですが、来シーズンこそは計画的に除草対策をして収量を上げていきたいと思います。

夏を越したのか、かなりボロボロになっていましたが、まだまだ元気に翔んでいました。

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