種籾を選ぶ
今日も良い天気で、暑さを感じる1日でした。
黄砂がやってくるということで、花粉症が気になるところでしたが、こちらではそれほど影響は受けませんでした。
そういえば今年は、目の痒さやくしゃみ、鼻水にあまり悩まされずに花粉症の季節が過ぎていきました。
今日は畑の作業をする予定でいたのですが、苗代も準備できたので種籾の選別をする事にしました。
予定では午前中に選別作業を終わらせ、午後からはおこしていない田んぼを仕上げるつもりでした。
種籾の選別は塩水選という方法で、塩水を作ってその中に種籾を入れ、浮いた籾をザルで掬って沈んだ種籾を回収するという作業です。
昨年までは真水に浮かせて選別していたのですが、昨年の苗の成績が悪かったので、今年は初めて塩水選を実施しました。
今年も色々な米を作るので、種類が多く手間がかかりました。
作業中、色々なチョウチョが塩水を求めてやってきて、楽しませてくれます。
全ての作業が終わったのは結局3時過ぎで、計画通りに作業は進みませんでした。
塩水に浮いた種籾は洗って乾かし、玄米にして食べてしまいます。
昨年は必要な量が分からず、準備した種籾を全て水につけて発芽させ、苗箱に蒔いたのですが、種籾がかなり余ってしまって捨ててしまいました。
今年は勿体無いことはしたくなかったので、量を測って無駄のないように作業を進めました。
いよいよ作業が詰まってきました。
代かきなどは少々の雨でも作業ができるので、これから先は天気に関係なく田んぼの作業に入っていきます。
農作業は意外と時間がかかり、計画通りに進めない分、雨天も活用できるようになると少し気が楽です。