限界を超える作業
今日は午前中は晴れていたのが、午後からは雲が多くなり、夕方には雨がパラパラと降ってくる天気でした。
昨日の続きでイネ刈りをしましたが、山の中の田んぼなので10時を過ぎないと日が照らず、朝露に濡れた状態で稲刈りをすることになりました。
朝露が落ちてからでも良いのですが、刈りたい田んぼが他にもあって、少々無理をして作業をしました。
ここの田んぼのイネは籾の黒い香り米で、この地域独特のものです。
背が高く藁が長いので、以前はしめ縄や縄作りのために、各家庭でそれぞれ作っていたのですが、今では縄をなうことも少なく、背が高く倒れやすいので作る人もいなくなりました。
この香り米はお米に少し混ぜて炊くと、ジャスミンライスのような香りがして美味しいお米が炊けるのですが、コンバインで刈ると藁が絡みついたり、倒れてしまうと更に扱いにくいので、それがより作らなくなった要因でもあります。
狭い田んぼなので1時間ほどで作業を終え、残りの田んぼのイネ刈りに行き、作業は順調に進んでいたのですが、最後に5畝ほどの田んぼで無理をしてイネ刈りをしたために、掛ける作業が終わった時はもう薄暗くなっていました。
流石に疲れもピークに達してしまい、家に戻ってからは体調が今ひとつすぐれない状態になってしまいました。
風呂に入ると意味もなく震えが出て止まらず、熱い湯を足して何とか体を温めて調子が良くなりました。
もう少し作業能力を考え、計画的に作業を進めないと、無理が通じなくなってしまいます。
以前も夜中に原因がわからない吐き気で目が覚め、苦しい思いをしたことがあります。
結局は体力の限界を超えて作業をしたことで、体のいろいろな部分に負担がかかり、一気に体調を崩してしまったようです。
ほどほどに作業をして、楽しんでいきたいものです。