◎壬子(干支番号49):(大きな事ができる人)
壬子(癸):天将星(石門) 12-1
『陽の水性、壬水が水の旺地子水と合流する型である。
十二大従星にあっても皇帝の位である。~』
(朱学院算命学六十花甲子法の壬子日より一部抜粋)
*
*解説
壬水と子水は、海や大湖と川や雨にたとえられる組み合わせです。
上下共水二つで従星が天将星になる最強の水性。
気力などが、あふれるほど盛んな水のため、周りに大きな影響をもたらす人となります。
五行分類の「木」では、五気は「風」に配当されることから(朱学院教科書第三巻五行諸類考より)風を呼ぶ卯木をみれば、水生木と流れをつくり、春の中心である組み合わせが刑するものであることからして、最も強いエネルギー同士のぶつかり合いで子卯の旺気刑となります。
そのため、
他人との衝突を起こすことになりやすい。(位相法旺気刑を参照)
卯月生まれについて。
卯木は、
春の中心です。
自然界では、春の水は水濁でありますが、水の中の栄養分が潤沢ですから生命を生み出す力が豊かです。
それで卯月生まれなら春水ともなり、宿命全体の組み合わせによっては世間の常道を逸れることで成功をもたらす可能性のある人となります。
しかし、
場合によっては周囲に迷惑をかける人にもなります。
壬子日生まれの者には、水を溜めておく器が必要なるのでとくに山に囲まれる戊土はありがたいものとし、未、戌の燥土があれば、土剋水と強い水の勢いを抑えるので第一の要とします。
また、
特に強い干支を持つこの日生まれは、動乱に強いので、平凡な家庭に生まれ、あるいは過保護に育った場合は宿命を活かしにくくなります。
そのための改良法としては、
水そのものはさまざまな地域に流れることも、しみ渡ることも馴染むこともできます。
なので、
もしもそういう家庭で育ったのなら、早期に親元を離れるか外国など異なる環境での生活をする。
こういった異郷での苦労は、多大なエネルギーの消耗になり、そのことで自分の運勢を伸ばすことにつながります。
*
*
*
宮沢賢治、向井千秋、原由子、郷ひろみ、福山雅治、ともさかりえ、紺谷みえこ、松田翔太、高岡由美子、冨田尚弥、三浦清志、マクロン大統領、
荒木由美子、ウォーレンバフェット、ヘンリー王子、佐野ひろ、松原雄太、
市川団十郎(十二代目)、ミラクルひかる、無良崇人、ブライアンジョーンズ、吉沢亮など