◎庚寅(干支番号27)：(粘り強く土壇場で強い人)

庚寅(戊丙甲)：天馳星(龍高車騎禄存) 　　１－１２

『庚金から寅をみれば、十二大星中、一番弱い天馳星である。～』
(朱学院算命学六十花甲子法の庚寅日より抜粋)
*
庚金から寅をみると最身弱１点の天馳星。
なので、
金生水と洩らしたりして減らされたら、いっそう自分が弱くなります。
だけど、
この寅は、二十八元の本元から木生火、火生土、土生金と下から順番に生じているので、「絶中有生(ぜっちゅうゆうしょう)」つまり、
絶中(一点の天馳星)に生あり(干と支の柱が整う)となって、最後に初元の戊土が庚金を助けているんです。
それで、
庚金にとって、助け船であると書いてあります。
蔵干から助けられるから不運ではありませんよ。
これは、
本元から順に相生しているので、
粘り強さがでる。
土壇場に強い。
になるので、この場合従星が最身弱だからという理由で運勢が落ち込むわけではないのです。

減ずることを嫌うというのは、水性は、水剋火でありがたい火性が消されたりして成功しにくくなる。
それで、
火性は重要ですが、
とりわけ、
庚金は丁火によって鍛えられるので、この丁火は守護神としてありがたいです。
また、木性は燃料として火を強めてくれるのでこれもありがたいです。
なので、
この火性、木性は、
相剋で庚金を鍛え、錬成することで自分を伸ばすことができると考えています。

もしも、
庚金や辛金が透干したら、配偶者になる干をみて、干合や七殺など場合によっては、配偶者をとられたり、配偶者を壊されたりすることがあります。
それで、
配偶者が助けにならなくなったりするので、｢破縁の命｣とされています。
*
*
*
大竹しのぶ、華原朋美、小林幸子、大谷龍太、大沢悠里、清水健太郎、神田正輝、音無美紀子、杉本彩、ハナ肇、荒川強啓、島田紳助、ショーンK、石川遼、エドガーケイシー、中山雅史、野口啓代、中山康直、ヘミングウェイ、マツコデラックス、安藤和津、矢島洋子、桃田賢斗、中村紘子、劇団ひとり、榊原郁恵、松本潤、楢崎智亜、柳葉優弥、伊藤沙莉、岸田文武、岸田三男、ヴィヴィアンリー、ニクソン元大統領など