
◎庚午(干支番号7):(親の育て方しだいの人)
庚午(己丁):天恍星(玉堂牽牛) 7-9
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『午の二十八元中に己土丁火があり、庚金からみて学問と創作の玉堂星・名誉名声の牽牛星がそろっている。そのため学者・芸術家の世界において大成する。~』
(朱学院算命学六十花甲子法の庚午日より一部抜粋)
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*解説
庚午日は、
午の二十八元の中にある己土が庚金からみて、学問と創作の玉堂星。
丁火が名誉名声の牽牛星。
そのため、
学門や芸術等の世界において成功しやすいとしています。
また、
それらが、丁火→己土→庚金と本元から天干に向かって順序よく相生しています。
このように一つの形が整っているため、壊されることを嫌います。
それで、
子午の冲動とかで散法に会うと運勢の粘り強さが半減します。
この日干支は、
火剋金と午火に剋されているので「出炉の金」と言い、この庚金は溶鉱炉の中の鉱石が熱せられて溶けた状態で、ここから取り出して役に立つ形に変えられる金属のことです。
なので、
この運の善し悪しが火加減一つであり、型枠で固まることから、上手に枠を決めてやることが必要です。
これは、
初年期の親の育て方しだいで決まる日干支と考えます。
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年干支や月干支に木性・火性が多いと、あまりに炎が強すぎて溶解度が極端に高まり、やがて使い物にならなくなる。
それで、
ともするとこれが命取りになるので、短命の度合いがいっそう高まることになります。
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この日干支にある学問と名誉の玉堂牽牛からしてみれば、持って生まれた才能は豊かなものではあるが、配偶者の場所である二十八元中に自分を強め、剋して溶かされてしまいかねない火性があります。
これに苦しめられることから異性運はよろしくないとしています。
ただし、それがどの程度になるのかは、宿命全体ををよく見る必要があります。
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※『宿命全体をよく見る』というのは、占者は、こういう日干支をもった方には一様に結婚運がよろしくないですよ!と見定めるのではなくて、こういう宿命をどのように活かすかが鑑定の発揮しどころですので、守護神法や陽占等をよくご覧になってご判断なさるのがよろしいことかと思います。
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