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◎己丑(干支番号26):(幅広い才能を持っている人)

己丑(癸辛己):天庫星(禄存鳳閣貫索)   5-10

『丑土は癸水を含んだ土であり、その湿土が田園の土である己土を支えているのであるから、一言で表現すると、水豊かな肥沃の田土といえる。~』
(朱学院算命学六十花甲子法の己丑日より一部抜粋)
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*解説
己丑日の己土は、丑土の中に癸水があるため、水分を含んだ土とされる。
この湿土が天干の己土を支えているので、水豊かで土地が肥え、農作物がよく育つ広々とした田畑といえます。

そもそも田園は、
丙火の太陽(玉堂星)と癸水(禄存星)の雨露をもって作物の生長を促します。
これを人物に置き換えてみれば、母親の玉堂星と父親の禄存星。
この両親の健在中に人生の土台をしっかりしておくことが肝要です。
さらに、
作物となる甲木(牽牛星)、乙木(車騎星)が透干しているのが望ましいです。


田園にとって最も良くないのは、水の氾濫です。
つまり、壬水の司禄星、癸水の禄存星。
これらが多すぎる宿命だと、作物の収穫は望めませんから、生涯を通して進展しません。
これは、ありがたくないもの、迷惑なものが財になっているので、お金に苦労するともいえます。

また、宿命中に同じ土性の湿土辰丑が多く、それを抑える甲木や乙木が無ければ、この己丑日が冬土なだけに、口数少なく陰気な人で、他人からは秘密主義者と見られがちです。
ちなみに、
これに火性があればこの傾向は緩和されます。

己丑日は、天干と同じ土性地支があることで、田畑の広まりは何らかの成功につながりやすい。
なので、平地であるがゆえに同じ土性の冲動を恐れません。
ただし、そのことで冲動がなくなるわけではありません。
その場合、二十八元中の人物とかに難が出るかどうかは、宿命をくわしくみていくことが必要になります。
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吉田松陰、三船敏郎、美川憲一、三田佳子、宮里藍、伊東純也、沖雅也、細野晴臣、千葉すず、有沢ゆい、萩原流行、栗山英樹、中里介山、野呂佳代、薬師丸ひろ子、木下博勝、上祐史浩、ジョージ王子、野々村竜太郎、大村智、佳子内親王、籠池泰典、甘利明、坂東三津五郎(十代目)、船越英二、野口健、松坂大輔、雛形あきこ、藤田紀子、スティーブンラッセル、深田恭子、山本美月など

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