
reForgeのブランチ名が変更になった話
reForgeが1週間ほど前にブランチの名前を変えるとの話がありましたので記事にしました。
reForgeについて、活動ログを見ていると頻繁に更新されており、NoobAI-vpredへの対応も含めて最近の状況にも対応している優秀ぶりを発揮しています。凄いですね。
これは、reForgeが新版ForgeよりもA1111の拡張機能に対応しておりとっつきやすいからなのかなと思ったりしてます。
上記に変更点についてまとめてあります。
ブランチの変更点は以下のようです。
dev_upstream -> dev
dev_upstream_experimental -> experimental
そのほかにdev2が追加されています。
それぞれのブランチの内容解説についてのGPTの訳は以下
dev: このブランチには、mainブランチの内容すべてが含まれており、さらにComfyのアップストリームから選択的に取り入れた更新や、追加の機能・拡張が含まれています。また、重要なバックエンドのバグが発生しないよう努めています。
dev2: このブランチには、devブランチの内容すべてが含まれており、適用可能なComfyアップストリームのすべての更新も含まれています。devブランチよりもさらに多くの機能が含まれる可能性がありますが、やや不安定になる可能性もあります。ただし、日常的な使用においてはおおむね安定しているはずです。
experimental: このブランチには、devブランチをベースに、重要な新機能を含む実験的な変更が加えられることがありますが、これらは未完成であったり、重大なバグを含む可能性があります。このブランチは、新しい変更を試験する際以外は基本的に非アクティブのままとなります。
Dev1とDev2のブランチに対応したコマンドは以下です。
Dev1
%cd /tmp
!git clone --branch dev https://github.com/Panchovix/stable-diffusion-webui-reForge.git
Dev2
%cd /tmp
!git clone --branch dev2 https://github.com/Panchovix/stable-diffusion-webui-reForge.git
後は別記事の内容と同様の感じで動きます。
NoobAI系のv-predを使用する場合は、ビルトインの拡張機能を使用するようです。個人的にDeforumで使いたかったのですが、この方法だと難しいことが判明しました。

KohakuBlueleaf/z-tipo-extension: A sd-webui extension for utilizing DanTagGen to "upsample prompts".
さて、上の拡張機能が結構便利なので、追加で紹介しておきます。
これはExtensionタブの「Available」の所のリストにあり、そこからインストール出来ます。
再起動するとポジティブプロンプトの部分が大きく変わります。

使用方法は、左の「Tag prompt」と「Natural language prompt」の部分を記入して、TIPOを「enable」にした上で、「Generate Prompt」を押すと右上の欄にポジティブプロンプトが生成されます。

例えば以下のように記入して

以下のような感じで生成されます。
そのあと、Enableをオフにして、これを修正する感じにすると良いかもしれません。


プロンプトを入れるのが面倒だなー見たいな方は試してみると面白いかもしれません。