エル・カンターレに出会って
『人生に勝つための方程式』
どんな環境からも「勝利」をつかむための考え方
失敗の恐怖には、千件ぐらいやって、そのうち一つか、二つ、あるいは三つ、何か、「勝ち筋」が見つかればよいぐらいに思う。発明もそうですが、不動産取引でもそう言われています。
そういうところで勝ち抜いている人はどうであるかというと、だいたい、軒並み、「精神的にタフだ」と言えると思います。この「精神的にタフ」であるということは、生まれつかどうかというと、一概には言えないところがあります。
失敗経験のところについてはシャットアウトし、シャッターを下ろして、「次は、新しい人と会うのだ」と心を入れ替える気持ちを持たなくてはなりません。「繰り返し繰り返し立ち上がる力」を持っている人は偉いのです。
野球の打率と同じで、自分はこのくらい営業したら、だいたい、このくらいはヒットを打てるという平均値があります。月による上がり下がりは多少あるかもしれませんが、その「成功の平均値」を知っていれば、「心の安定」が得られれるのではないかと思います。
その「成功の平均値」を上げていくためには、やはり努力が要るでしょう。その努力とは何ぞやと言うと、一つには、「同業のなかで自分よりも、もっともっと活躍している人のやり方を研究する」ということです。
成功している人たちは、おそらく、「成功の秘密」をストレートに教えてくれないでしょうし、得意先の名簿をそのままくれたりするわけではないと思います。したがって、話をしたり、付き合ったり、観察したりしているうちに、「どこがうまいのか」というところよく見ていくことが大事だと思います。
「逆境に強いメンタリティー」を意図して、努力してつくることは可能です。ただ、そのようになるためには「精神修養」が必要です。「禅の修行」のようなものもありますが、「心を練るための書物」もたくさん出ているので、まずは、そういうものを繰り返し読み、自分の思考のなかに取り入れていき、「知行合一」で、その取り入れた思想を現実にやってのけることが大事です。
やってやのけ、「いくらへこんでも、へこんでも、戻って力くる力」、「リバウンドしてくる力」を持っていれば、だんだん認められてこざるをえないだろうと思います。
「変化を嫌っているだけ」のことであって、「時代」「業界」「顧客の好み」等に変化が起きているのに、そのトレンドに気がつかず、むざむざ敗れていこうとしているならば、危機を警告し、それを変えさせるのが「リーダーの役割」だと思うのです。先が見えること、それがリーダーの役割です。そのリーダーはいつも少数であり、多くはないので、そうした少数であるリーダーがものを言うことで、ある程度危機を回避することができます。誰かが責任を取って、それを変えようとする勇気を出さないといけないと思うのです。
「このままであったら、どのようになるか」ということを考えたときに、「最終結論」が多くの人にとって不幸なものであるならば、なんとかする必要があります。
「以て瞑すべし。正しいことを行い、それで不利益を被るのなら、いたしかたない。それも天意であるなら、受け入れるしかない。しかし天意が、本当に正しいものを護ろうとするならば、どこかで助けてくれることもあるだろう。それまでは、人知を尽くして努力すべきだ」と考えればよいのです。「正義」の観点や「未来はどうなるか」という観点から物事を考え、それについて、いったん判断したら、変えないで押し続けるだけも「持久力」が「体力」が要るのではないかと思います。
(夫は、先生が亡くなって、初めは、復活されることを信じていました。しかし復活するのは、エル・カンターレ様が決めることで、私たち弟子がおこがましく訴えるのは、違うと思いはじめました。この状況を仏様がよしとされているなら、素直に受け入れようと思い始めたのです。
それに、そろそろ一年が立つ頃で、三次元に生きている以上、当会の未来を心配し、先生がこの教えを広めて、世界を救いたいとずっと近くで見てきた以上、毎日3回の復活の祈りをしていては、活動がとまり、発展しないと思いました。
そのため、来年の方針を決める時に、二代目をはやく決めて、活動を始めないとと訴えたのですが、「復活の祈りの大切さがわかっていない。」
と言われ、意見が通らず、やめさせられました。
先生は、法であると生前おっしゃっていました。幹部の人達は、誰も復活される霊示も降りてないです。自分たちの願望でずっとやり続けるみたいです。夫は、後先考えず、間違っていると思い意見を言いましたが受け入れられず、煙たがれてやめました)
人間の成功のためには、学校の成績よりも大切なものがたくさんある。それは、誠実さであったり、熱意であったり、正義感であったり、挫折から立ち上がってくる力であったり、常に新しいものに関心を持ち続けていくことであったりする。苦難は努力という代償を払うことで、幸福へとその姿を変じてくるのだ。
人生に勝つための方程式とは、考え方の習慣、行動の習慣に潜んでいるものだ。平凡は非凡に変じ、悲しみが喜びに転換する瞬間を、あなたにも味わってもらいたいと思う。