エル・カンターレに出会って
『「成功のヒント」講義』
「思いの力」を中心とした「成功する方法、その考え方」についての考案研修です。
「考えたこと、思ったことが、どのように現実化してくるか」ということです。
「まず思いがあって、それが発展し現実化してくる」ということです。
1 「目標をもつこと」が、すべての成功の第一歩である
目標を立てることによって、やがて、「それを達成できたか、できなかった」という「成果の確認」ができるからです。「達成できたか」「成功したか、しなかったか」が確認できるということになると、人は、「成功しなかった。失敗した」という結論になるのは非常につらいので、やはり頑張るものなのです。
できないことの言い訳や怠ける口実はたくさんあるので、どうしてもそちらに負けてしまうのです。その口実に負けないためにも、やはり目標を貼りだし、「こういう目標があって、それを八十パーセントとか五十パーセントとか達成しなければ、失敗あるいは未達である。そういう冷厳な結果が待っている」ということを、ある程度、知らなくてはいけません。
目標を立てる段階で、大きな目標を立てないで、もう少しよく考えて、「このくらいがいけそう」というあたりを目標として立てたほうがよいかと思います。これも習慣です。
会社や学校でも目標があります。一年の目標、三年や五年、十年の計画もあります。
会社としては、社員の毎月の給料を払うために、「一年間の計画があって、それを実現しよう」としているということです。
したがって、「目標を立てない」というのは、やはり、「逃げ」になることが多いのです。たとえ未達になり、目標達成することができないにしても、目標がないよりはいいわけです。
個人においても、目標が何もなかったら「成り行きの人生」になります。これはよくないのです。
やはり、目標を立て、「目標を達成できたかどうか」ということを確認し、ささやかであっても、成功を味わう気持ちを持つことが大事です。
やはり自分を改善しながら生きていかなくてはなりません。
人生は何十年もあります。「今年の課題はこれだな」と思ったなら、それを目標にしてやっていき、達成すると、「自己修練」「自己訓練」にもなるので、それには非常によいことがあります。未達になって恥をかくこともありますが、「努力なき人生」になってはいけないので、何でもよいから、立てられる目標を立てましょう。
そして、目標を達成できなかったら、反省し、さらなる改善目標をつくりましょう。
何十年か何年かの残された人生を、できるだけ充実した内容にし、自分も向上感を味わいながら生きていけるようにしなくてはいけません。
そして、死は終わりではなく来世に続いているので、来世へスムーズに移行できるような、有意義な人生を生き切らなくてはいけないのです。
人生の成功のためには目標が必要です。「小さな目標」から「中ぐらいの目標」「大きな目標」まであることが大事です。