エル・カンターレに出会って

『心に目覚める』AI時代を生き抜く「悟性」の磨き方


あなたの心にいちばん最初に出てくるものは「本能」の部分であろうと思うのです。
地上にある生命体と自分で思っているものを護ろうとする本能が働きます。
この「護ろう」という判断においては、自分に快感をもたらすもの、快楽をもたらすものは喜んで受け入れようとし、自分に苦痛、悲しみ等を与えるものは避けよう、あるいは軽減しようとする傾向が一般的にあります。これは、「快・不快の原則」と言われます。
本能のままに、「快・不快」を考え、「喜怒哀楽」を感じて、自分の人生を生きたがるのが人間の始まりの姿であります。その次には、「人間というものは、共同生活をするものである。組織の中で生きるものである」というところがあります。なので、子供の教育としては、まずは「ルールを教え込む」ところから始まって、次には、「善悪というものを教える」ことになります。
魂のいろいろな面を磨きながら、それらを強調させていき、トータルで物事を見ていく力が必要になります。そのような力ついてくると、「心が豊かになってきた」と言われるようになるのです。
宗教的に言えば、「悟性」が、人間の能力としていちばん上に立つものになります。この悟性というものは、地上にあるすべての営みを超えた自分を見つめるところから始まっていきます。
悟りを得る過程においては、群れるのではなく、逆に独りになることもよく勧められています。そうしなければ、どうやら到達できないものもあるらしいということです。心を見つめ、心に目覚めて、悟りに至る過程に書いては、その大部分は書かれていないもののなかにあります。それをやっているのが実は幸福の科学の精舎です。泊まり込みの研修のなかで、独りになって瞑想する。心を深く見つめる。という実践をすることによって、人々が生きている三次元現象世界の喧騒から離れて、四次元以降の高次元世界に心を遊離させるということを学んでいるのです。悟性を磨くためには、「独り静かに考える時間」、「自分の心の中を見つめていく時間」がどうしても必要になるのです。
悟性の磨き方
①は、まず自分の心がつくった曇り、窓ガラスの曇りのようなものを、反省によって取り除くという方法があります。心を透明化し、霊天上界にある、もう少し精妙な波動と同通するように努力するわけです。
②他の人のためになることを考える。他の人のために何かをする。人知れず、そうした功徳を積む行為をする。(利他行)
③利他の心で持って自分自身を見直すという気持ちになってくると、自分の肉体から離れた、もっと高いところにいる「ハイヤーセルフ」つまり「もっと高い自分自身の目」で自分を見ることにつながります。
④自他共に、みな神が創られた存在なのだと思って、共感できる生き方をしなくてはなりません。これを仏教的に「共生」といいます。共に生きられる世界をつくるにはどうしたらよいのかということを常々考えるような人間なっていくと悟聖のところが強くなってきます。
宗教に触れて、悟性が磨かれ、強くなってくると、自分自身の人格を陶冶し、向上を目指すと同時に、「世のため人のためにできることはないか」ということを常々考えるような人間になるのです。このようになってくると、魂は昇華され、だんだん高い境地に上がってきます。「波長同通の法則」というものによって、その心のあり方に応じた天上界の存在と通じてくるようになるのです。この世において、その行いに悪くなるものが多かった者は、沈んで地獄に堕ち、善なるものが多かったものは、油のように浮き上がって天上界に上がる。これは因果の理法であって、これをくらますことはできないのだ。したがって、自分の魂を天上界の波長に近づけるように努力することが宗教修行ですし、幸福の科学の精舎の研修でもあります。そしてそれが悟性を磨き、輝かせることになるわけです。
自分の日々を振り返って、「真理に反している生き方をした」と思えば、反省をし、常に利他の思い出もって、この世に生かされているものすべてが、自分の魂のお役に立ってくれているのだと考え、お返しをしていく人生を、利他の人生を生きることが大事なのです。



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