好きな趣味とかを人に言うことが嫌だった
はじめてノートを書きます。この春からまた学生をしています。
好きな人に好きなものを聞かれて困った
以前好きだった人に、最近好きな歌なに?と聞かれた時、すぐに答えられなかった。好きな人だから緊張してたからとかではなく、答えられなかった。
その時私が好きだったのはあるボカロの歌。新しめの曲だった。ただ歌詞がちょっと鬱っぽく捉えることもできる。令和の世に新しいボカロ聴いてる人と思われる可能性も考えた。考えて、言わなかった。流行りのJ-POPに詳しいわけではないけど、なにかJ-POPを答えたと思う。その曲も確かその頃聴いていた曲で嘘ではなかったけど、好きな曲を聞かれて1番に思い浮かんだわけでないことは確かだ。
相手がオタクとかサブカルを嫌煙しているわけではないし、相手もまあオタクの部類なんだと思う。でも、たった数年しか付き合いはないけど、自分の新たな面を見せるのが不安だった。嫌われるまで行かなくても、認識が変わったら嫌だなって思ってた。
好きな人→好きだった人になった
もう好きでないと言われた。後出しジャンケンみたいだけど、相手もそうだったのかな
過ぎたこととはいえ、過去の恋愛とはいえ、未だに考えるとイライラするような下手な恋愛だったなと思う。でも最近、好きということを言いたくないという点では同じだったのかなと思った。自分の場合は相手に嫌われないことを案じていて、相手のそれが気にしているのは周りの目だったわけだけど。
変な趣味と思われるのが嫌→言わない、いいたくない
というところが同じだったというわけ。わたしが好きな人に対して、「他の人に付き合ってる人って言うのが恥ずかしいなんて、恋愛的な好き じゃないでしょ!」っておもったように、「ボカロ好きと思われることが恥ずかしいなんて、ボカロ別に好きじゃないでしょ!」というわけだ。
こういう思考の人って、全員ではないと思う。
わたしと彼は似てないけどすごく似ているところも性格面であった。こういう狡さ、世間体とか人からどう思われるかを1番気にしているところ、似ているんだなって書きながら思った。
これからなりたいわたし
親友にはあまりそう思わない。どんな趣味も言う。考えが合わないことがあっても、それを含めて相手だと思うことができる。
でも好きな人に対してはどれもできなかった。
好きな人と友達以下になって、過ごしてた時間が消えたようで空虚だなと思う時もあるけど、このことを経てわたしは「次はありのままでいられる人を好きになりたい」と思った。
ありのままでいられるーなんてフィクションで何度も聞いたことがあるし、言うまでもない理想みたいなものだけど、そう言うことを改めて実感した恋愛だった。
あと、明け透けな人間に強さを感じる。だから、今度はそういう人間になってみたい。