ゲートキーパーってなに?
こんにちは!今回は大学の講義で気になった話題について書いていきたいと思います。かなり重い話題ですので時間があるときにゆっくりと読んでいただけたら幸いです。
まずゲートキーパーとは何かのついて軽く書いていきたいと思います。
ゲートキーパーとは悩んでいる人に気づき声をかけ話を聞いて必要な支援につなげて見守る人のことです。なのでゲートキーパーは専門家以外でもなることが出来ます。
①日本の自殺問題について
自殺問題は今深刻で若者の半分の死因は自殺です。自殺は精神疾患が起こると引き起こされます。さらに原因について誰からもサポートのない状態を鬱といいます。精神疾患は脳の病気です。精神疾患は誰でもなる可能性があるにもかかわらず日本では精神疾患への理解が低く精神科医に行きづらい環境があります。その点に関しても自殺者が多い原因の一つになっているのではないかと思います。
そして近年では新型コロナウイルスの影響もあり環境が大きく変化し、先の見えない不安や失った時間によって影響される人間関係や新学期になって環境が変わることによって引き起こされるストレスによる自殺も増えています。
②自殺に気づく
自殺をする前兆として自殺未遂があります。自殺者の97%は自殺未遂をしていることが分かっています。自殺未遂は3日以内に繰り返す可能性がありスルーをしないことが大切です。自殺者は苦しいことに気づいてほしくて自殺未遂をすることがあります。これに対して無視をしたりはぐらかしたり誰かと比較するのはNGです。サインはわかりずらく、人によるのに加え関係が近い人にほど隠そうとする傾向があるのでわかりにくいこともありますが適切に対処することが大切です。
③鬱病について
鬱病は憂鬱な気分が続くことです。これには精神科医の診断が必要ですが日本は精神科へのハードルがまだまだ高い傾向にあります。鬱病である自覚はほとんどなく肩こりや頭痛、睡眠不足などが現れるので心の病気だとは思わず、最初に内科や整体に行く人が多いです。
④睡眠不足について
睡眠不足になると不安感や混乱などが起こります。睡眠時間が6時間以下の人は7~8時間の人に比べて死亡率が2.4倍になることが分かっています。
人は寝る時間よりも起きる時間を同じにした方がいいです。また平日と休日の平均睡眠時間の差が2時間あるのは危険です。睡眠時間を管理するためにも睡眠ダイアリーがおすすめです。
さらに最近ではいろいろな種類のエナジードリンクが身近になってきていますがカフェインの摂取のし過ぎはかなり注意が必要です。夕方以降に接種をすると眠れなくなることがあります。眠らないことを目的として飲んでいる人はカフェイン中毒に注意をして適度に飲むようにしてほしいです。
▶眠れないときの対処法
・お日様の光を浴びる⇔電気の光だと△(専用のライトがある)
・睡眠ダイヤリー(自分が何時に寝て何時に起きたかを記録)
・専門医に相談
・カフェイン・アルコールに注意
・処方箋と市販薬は成分が違う→逆に眠れなくなる
・睡眠障害相談室に相談する
・スマホはブルーライトが脳に刺激を与えるので寝る前は避ける
・布団では寝る以外のことをしない方がよい→リラックスできなくなってしまう
・寝る直前のお風呂は避けた方がよい
⑤ゲートキーパーの仕事
さてここからは本題のゲートキーパーの仕事について書いていきたいと思います。先ほど書いた通り悩んでいる人に気づき声をかけ話を聞いて必要な支援につなげて見守る人のことです。そして以下のような取り組みをします。
・気づき…変化に気づいて
・声かけ…声をかけ
・傾聴…気持ちを尊重して耳を傾け
・つなぎ…早めに専門家に相談
・見守り…温かく寄り添いながら見守る
そして今この活動を東尋坊している人で授業でも名前が挙がった茂さんという方がいらっしゃいます。この方によってたくさんの命が救われました。私はこの方の活動をもっといろいろな人に知ってもらいたくて今回の記事を書くことを決めました。もしよければyoutubeなどで一度検索をしてこの方の活動を見てほしいです。
最後に今回この記事を書くにあたってたくさんこのゲートキーパーという仕事について調べることが出来てよかったと思ったのが私の思いです。この活動によってかなりの人が命を救われ、生きる希望を持ち今を生きています。
ゲートキーパーは専門の仕事ではなく一般の私たちでもなることが出来ます。なのでちょっとした声掛けからでも多くの人が出来る世の中になればいいなと思います。
今回も記事を読んでいただきありがとうございました。皆さんのいいね、フォローが私のモチベーションにつながります。まだまだ未熟なので文章について、レイアウトについてなどコメントでご意見を頂けると嬉しいです。さらなる成長のためにもよろしくお願いします。
これからも頑張っていきます!