第7回 東京Xtreme Walkを歩き終えて
はじめに
前々から準備していた東京Xtremeに参加しました。
天気予報通り晴れましたが風が強かったです。トップの画像はゴール直前のゴール地点の写真です。
GPSウォッチを付けて歩いたのですが、途中でバッテリーが切れてしまい、楽しみにしていたデータが残っていません。
Garmin ForeAthlete245のカタログ値ではGPS使用時の稼働時間はは20時間なのですが、それよりも1時間以上前にバッテリーが切れてしまいました。
タイム
18時間27分で自己ベストに対して1時間以上遅かったです。
装備
以下で書いた装備で臨みました。
シューズはソールが薄い方がスピードの変化をつけやすいと思い、ライトレーサー4を選択したのですが、この選択がハプニングを招く事になりました。
出場されている方のシューズを見ていると、
アシックスのNOVABLAST 3を履いている人が多かった様に思えます。
スタートから1stCPまで
エキスパートクラスで申込んでいたので10時スタートだったのですが、運営側の都合で急遽10分前倒しになりました。こちらとしては10時で準備していたのに直前に前倒しは予定が狂ってしまいました。早く撤収したかったのかもしれませんが、やめてもらいたいです。
スタートから1stCPまでは例年とは違うルートですが事前に歩いておいたので、問題なく歩けました。
気になっていたポイントも問題なく誘導して頂き、スムーズに歩けました。
スタートからペースを上げてしまう癖があるのて、この区間は心拍数を120bpm以下にする事を意識して歩きました。
1stCPから2ndCPまで
茅ヶ崎で花火大会があるとのことで、一部海岸沿いの道が使えず、134号沿いを歩くことになりました。
決して広くない歩道に規制が入ったり、花火会場の開場待ちの人達も沢山いたので、無理に追い抜きをせず、脚を休めるんだという気持ちで割り切って歩きました。
途中、踵に肉刺が出来ている感覚があったので、2ndCPで靴下を脱いで確認したところ、肉刺が出来ていました。ライトレーサー4は足幅に合わせてワイドモデルを買ったのですが、踵部分のサイズが合っていない(カップが大きい)ので踵着地をする際に踵が大きく動いてしまった様です。
とりあえずワセリンを多めに塗っておきました。
エイドでオニギリが提供されましたが、消化を考えて勿体ないですが海苔は捨てました。
2ndCPから3rdCPまで
スタートから50km辺りの戸塚駅付近でペースを上げた際に左足の踵の肉刺が破れてしまいました。踵着地をすると激痛が走るので母指球周りで着地するフォームに切り替えてだましだまし歩くことにしました。慣れないフォームの為、足の裏を地面に叩きつける感じになりパタパタという足音を立てて歩いていたのでこの時点ではゴールできるか不安でした。
3rdCPから4thCPまで
保土ヶ谷の信号待ちでストレッチをした際に右足の踵の肉刺が破れてしまいましたが、フォームを変えていたので痛みが消えるのを待つ事にしました。
母指球周りで着地するフォームに慣れ、足の裏を地面に叩きつける感覚も無くなり、踵着地よりも体重が乗りやすくなり、脚が勝手に前に出る感覚が出てきました。
横浜市内の坂を歩く際に登りは殿筋とハムストリングスを使い、下りは骨盤で着地の衝撃を受け流すことでペースを落とす事無く歩く事が出てきました。
前回は藤棚船浦の長い坂を超えた65km付近でペースが落ちていたのですが、今回は補給食を食べ続けていたおかげでペースが落ちる事はありませんでした。
4thCPから5thCPまで
70kmを超えても脚が止まる事は無く、ペースが落ちる事はありませんでした。補給食の0秒チキンラーメンや塩分補給の為に摂取していた塩にカルシウムが多く含まれているので、筋肉を動かし続けられたのかもしれません。
ここらへんから補給食を固形物メインからエナジージェルに切り替えました。
脚が止まることも無く、8分30秒/kmのペースで好調に歩けていたのですが、気持ち良く歩けていたせいで80km付近の歩道橋を渡らず歩道に沿って歩いてしまい、コースアウトしてしまいました。500mほど歩いて周りにナンバーカードを身に着けている人が誰もいない事に気付き慌てて戻りました。
地図を見ていない私に否があるのですが、今回から稲毛神社がエイドでは無くなった事もあるので、誘導係の人を配置しても良かったのではと思います。
ゴールするまで信号が変わるのを待っている間、骨盤を旋回させながらその場で足踏みをしました。
目的は冷え防止とストップアンドゴーの負担を減らす為ですが、一緒に待っている人達からは奇異の目で見られていたかもしれません。
5thCPからゴールまで
結局、最後まで脚が止まる事が無くゴールできました。
おわりに
自己ベストは更新できませんでしたが、肉刺が破けてからフォームを変えてもち直したこと、脚が勝手に前に出る感覚を得られたことが出来たのが大きな収穫でした。
GPSウォッチはロングウォークに出場する際はエイドで充電するようにします。
エイドでは温かい飲み物と冷たい飲み物が提供されましたが、温かい飲み物はお湯、冷たい飲み物はコーラを選択しました。終盤の胃腸の事を気遣って、コーヒーは選択しませんでした。
今回稲毛神社がエイドではなくなりましたが、稲毛神社のエイドは東京に入る直前にあり、自分としては絶妙の位置だと思っていたので、無くなってしまったのは残念です。
また、エントリー料18,000円にしては他のイベントと比べるとエイド提供物のラインナップが乏しいと思います。
久しぶりにXtreme Walkのコースを歩いてみて改めてつくば100kmウォークの歩きやすさを実感しました。