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40歳の時点

今考えると自分は不動産投資を意識したのが40歳です。
収益不動産の世界、個人投資家を顧客とした業界で生きていこうと決心し、
そこでノウハウを得ていく過程で、いつかは自分もという心が芽生えていきました。

最初は、収益物件の一番最小単位であるワンルームの買取販売業に飛び込みました。安く買って高く買うという基本の商売です。

毎日毎日、エリアを決めて地場の不動産業者を回り、名刺交換し買いたい物件の内容を説明して、物件情報をもらいます。
いい物件があれば購入する仕入れ業務と、一方で仕入れた物件を販売するために不動産会社を回り、客付けをお願いするというものです。

おにぎりを持って1日に40件の不動産会社を回っていく体力のいる日々でしたが、買主、売主の立場を経験できた貴重な期間でした。

次に転職して経験したのが、全国の一棟収益物件を仲介する業務でした。
一棟物件がワンルームと違うのは、ほとんどが融資を使って取引が為されるというところです。
そして仲介というのは売主買主をするのと違って、双方の代理として利益を調整し、取引をまとめ上げていくというものでした。
重要事項説明という物件についてありとあらゆることを調べ説明できるようにすることも大事でした。

物件を探し出してくるというのも主な仕事で、1ヶ月に100件以上取り扱いの確認し精査していくという作業がありました。

・ワンルームの買取再販業務で業者回りをして、売主買主の立場を経験
・一棟物件の仲介業務で物件のグリップと、融資のアレンジ

この2つの経験が土台となって自分自身でもいよいよ実践という流れになっていくのでした。





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