Norimaru

海外ドラマ(アメリカ)をこよなく愛する50代の主婦です。「ベター・コール・ソウル」「グッド・ドクター」「一流シェフのファミリーレストラン」(邦題もう少し何とかならない?)などがお気に入り。

Norimaru

海外ドラマ(アメリカ)をこよなく愛する50代の主婦です。「ベター・コール・ソウル」「グッド・ドクター」「一流シェフのファミリーレストラン」(邦題もう少し何とかならない?)などがお気に入り。

最近の記事

カラフルな子供たち

「明日バスケの試合やねん」 「今日、誕生日」 「夏休みはおばあちゃんのところに行くねん」 パート先の塾に行くと子供たちがさまざまに話しかけてくれる。活発で元気いっぱい話しかけてくれる子もいれば、通りすがりにボソッと話しかけてくれる子もいる。 子供の個性はさまざまだけど、わたしから見るとみんな可愛い教え子だ。たかがパートで教えているくらいでちょっと大げさな表現だけど。 わたしが教えているのは小学2年生と3年生。算数と国語を見ている。最初の20分ほどウォーミングアップ的にパ

    • 炭酸飲料ノスタルジー

      夏、と言わず1年中炭酸飲料を愛飲している我が家だけど、これは完全にわたしの子供の時の食習慣が影響している。 わたしが子供だったころ、夏になると冷蔵庫には必ず三ツ矢サイダーがあった。当時は瓶のいれもので、王冠を栓抜きでプシュッと開ける、あの感じがたまらなく好きだった。 今ではもう「サザエさん」の中にしか存在しないかもしれない、酒屋さんが御用聞きに回ってくるというサービス。当時はまだそのサービスが健在で、母は「毎回何か頼まなきゃいけない気がしてプレッシャーやわ」などと言ってい

      • こっくりさんの呪い

        わたしが中学生の頃(約40年前)、女子の間で『こっくりさん』が流行っていた。当時は放課後の教室が開放されていたので、よくみんなが居残って『こっくりさん』をしていた。 わたしはそういった心霊的なものを信じていなかったのであまり好きじゃなかったけど、そこは女子のお付き合い。だから本気で信じているような子たちとはかなり温度差があったと思う。 とにかくその時も誰かが『こっくりさん』をやろうと言い出してわたしも渋々参加することになった。プリントの裏に鳥居の絵や「はい」「いいえ」「分

        • 似たもの夫婦

          「コロツケや~」と父は嬉しくなさそうに言う。「コロッケ」と言わずに「コロツケ」とわざと『ッ』を『ツ』にして呼ぶ。 コロッケのような手間暇のかかる料理を作ってこの言われよう。わたしなら一発で作る気が失せ、もう二度と作らんわい!となるところだけど、母は父の嫌味にもめげず、コロッケを作ってくれた。母の作るコロッケが大好きなわたしのために。 母の作るコロッケは素朴そのもので、ひき肉と玉ねぎを炒めてシンプルに塩コショウで味付けしたものに、ふかしてつぶしたジャガイモを入れて丸めたもの。細