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1人で初めてCOTTON CLUBに行ってきた

東京・丸の内にあるライブレストラン、COTTON CLUB(コットンクラブ)。
BLUENOTEやBillboardLiveに似たような、非日常を味わえる空間だ。
今回、COTTON CLUBに足を運んだ理由はジャズボーカリスト、ステラ・コールの初来日を見るため。

これはちょっと背伸びして、1人でコットンクラブに行った20代男の体験記です。


●東京駅から徒歩ですぐ

東京駅丸の内口を背にして左の方(有楽町方面)に歩いていくと、徒歩数分でTOKIAというビルがある。1回はオフィスビルのエントランスだが、その2階にCOTTON CLUBはある。
目印はエントランスの公演スケジュールボードだ。

その日の演者のポスターが掲示されている。

エスカレーターを上がると、すぐにありました。憧れのCOTTON CLUB。
1920年代にN.Yハーレムで多くのスターを誕生させた伝説の店『COTTON CLUB』と同じ名前のこのお店。
大きなライブ会場に入る前とは違う高揚感に包まれる。


会場前のCOTTON CLUB

・会場前に到着


この日の公演の開場は17:00。
16:40頃に到着したが、まだ誰もいなかった。
開場10分前くらいになると、レッドカーペットの手前から列ができ始めた。
スタッフが出てきて、時間通りの開場。

中に入ると、まずクロークでコートを預ける。
その後、受付カウンターで予約確認が行われる。ホテルの受付みたいな感じだった。
予約確認が取れると、スタッフが一人一人を席に案内してくれる。
隣のカウンターでは演者のCDとLPの販売があった。

COTTON CLUB 客席

・着席

席に着くと、ドリンクメニューとフードメニューが置かれる。
COTTON TAILというデューク・エリントンの曲名が由来のオリジナルカクテルと本日のパスタを注文した。

開始までの一時間、ゆっくりと食事をして一人気持ちを高めた。
メニューにはコース料理もあり、けっこうしっかり食事している人も多かった。

・いよいよ開演!

演者たちは客席の左後方から登場。ステージ向かって左サイドの席を取れば、演者が目の前を通ることになる。演者が退場するとき、ハイタッチしている人もいた。
開園後もドリンクの注文は可能。
私は開演前にコーヒーを頼んでいたが、結構時間がかかり、開園後に届き、開園後は注文せず、しばし演奏を楽しんだ。
周りには開園後も注文している人は複数いた。
ほんとに、息遣いが感じられるほどの近距離でパフォーマンスを見ることができるのはこういった会場の魅力だと改めて感じた。

・終演

あっという間に公演終了。
テーブルの上にあるカードを持って食事の会計に向かう。
終演後、我先にと小走りで会計に向かう人も数人いたが、まだドリンクを飲んでいる人もいた。
会計レジは4〜5つあるので、前に数十人並んでいたが、あまり待った感じはしなかった。

この日の現地での支払い額は約5500円。
ライブチケットは約8000円。
合計約13500円のライブ体験。

高いと捉えるか、安いと捉えるか、ちょうど良いと捉えるか、いろんな感覚があって良い。

支払い後はクロークで番号札を出して上着を受け取り、退館。

現実世界に引き戻された...


•あるある疑問

最後に、あるあるな疑問に僕の経験に伴う回答をしたいと思う。コットンクラブやビルボードライブなどのライブレストラン未経験の友人からよく聞かれる質問はだいたい共通している。
ビルボードライブを4回、コットンクラブを1回の経験則から答えてみる。

Q服装は?
ある程度キレイめであれば良いと思う。
仕事終わりならスーツも良い。
ちょっとおしゃれをしていくと気分は上がる。

Q1人で気まずくない?
テーブル席は相席になることがある。
3人グループと1人ということもある。
会話する人もいれば、お互い我関せずの人たちもいる。気まずくないかどうかは性格によると思う。ちなみに僕は1人で行ったとき、よくテーブル席で相席になるが、気まずくはない。ライブが見れればそれで良い。

Qフード注文は必須?
必須ではないようだった。酒一杯だけ、という人も近くの席にいた。
僕は酒を飲むなら何か食べたいからフードも注文する。

Q音響は?
時と場合とジャンルにもよると思うが、音質等でがっかりしたことはない。
コットンクラブもすごく聴き心地が良かった。広すぎないからこその締まった音が聞ける感じがする。

Q席の種類はどこが良い?
人数と金額次第で選べば良いと思う。
何種類かあるが、カップルだからって二人席を選ばなければいけないこともない。
以前、ビルボードではテーブル席で僕1人とカップルの3人で一つのテーブルだったこともある。
1人のときはテーブル席がベターだと個人的には思っている。
ソロ民はいないとは言わないが、マジョリティではない。そのため、テーブル席の中で一つだけ空いている良い場所に入れることがある。一度、そんな感じでテーブル席のど真ん中二列目だったこともある。


以上、極めて私見だが、僕の初COTTON CLUB経験がどこかの誰かの参考になれば嬉しい。




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