子どもに言っておきたい一言
親も子どもも1人の人間だ。親が大切だと信じていることを、子どもが大切だと思ってないこともある。逆もまた然り。
だから、言葉で伝えておいた方がいいことがある。
♧♧♧
時々、ああ言えばこう言う的な問答を子どもとすることがある。
2、3年前に子どもにこう言ったことがある。
「何があっても、ママはあんたの味方よ」
すると小中学生にありがちな
「うちが人を殺しても?」と言う。
(やっぱりそうきたか)と予想はしていたので、さほど驚くことはなかったので、私はさっきと同じことを言う。
「あなたにそうせざるを得ない理由があったはずだから。ママはあなたを信じてる、その時そうするしかなかったんだって。だからみんなが何を言っても、ママはあなたの味方だから、安心しなさい」
娘は(ふ〜ん)という感じで、「お母さんは何があっても、うちの味方なわけね」と言った。その後も2、3回
「お母さんは、何があっても味方になってくれるんだよね」
と言われた。言い出すのは突然だったが、私はいつも
「もちろん、何があっても味方よ」
と言っておいた。
♧♧♧
子どもにとって(虐待されているとかでない限り)、家は最後の砦だ。
家に帰れば自分の味方がいる。安心して過ごせる場所がある。それを彼らなりに肌で感じているはずだ。
親は常々そのことを肝に銘じておくのがいい。
そして、時々は声に出して子どもに言っておいた方がいい。
「何があっても、私はあなたの味方よ」
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