抗がん剤治療から62週・・・ナビの定期検診に行ってきた
ナビは2023年11月3日に7ヶ月に及ぶ抗がん剤治療を終えて、その後は定期的に検診を受けている。抗がん剤治療をおえて62週目になる本日、19回目の検診を受けてきた。
60周目の検診で再発が確認されたので、これからの検診はリンパ腫の進行状況を確認する検診となる。
18回目の記事はこちら。
前回(60週目)からリンパ腫の治療のためにステロイドを投薬することになった。今回は治療を始めて最初の検診だ。
再発から2週間経ったが、現時点でナビは至って元気である。食欲も旺盛で、排泄の状態も問題ない。健康状態に異常は認められない。
検診の結果、前回、腫れが確認された前足の左脇のリンパ腺は少し腫れが大きくなっている。そして、前回はその認識はなかったのだが、右側も腫れていたようで、そちらは少し小さくなっているとのことだった。治療の効果としては1勝1敗というところか。
ちなみに家ではリンパ腺は触っていない。触ってみて、大きくなったとか、小さくなったとか一喜一憂したところで、ステロイドによる治療以外は何をするわけでもない。食欲や排泄状態、元気さなどでのみ健康状態を判断することにしている。
今回は血液検査は行わない回だったので、結果はなし。
ただ、もし検査をしていれば、ステロイドの影響で肝臓の数値は悪くなっているのは間違いない。しかし、治療のためのステロイドを減薬する選択肢はないので、肝臓の機能がなんとか維持してくれることを祈ることになるのだろう。
体重は28.02kg。
前回が28.06kgだったので、0.04kg減った。
しかし前回も書いた通り、この期に及んで体重はあまり気にしていない。おやつも欲しがれば与えているし、与えすぎには注意しつつ、食事の時にも食べられるものは、あまり躊躇なく口に放り込んでいる。
これから病状が悪くなると減っていくだろうから、ある意味、現在は蓄えの時期なのかも、などとのんきに考えたりしている。
ところで、今までお世話になった主治医は大学病院に異動することになった。彼女だけの力ではないのは当然だが、ナビが今まで生きてこられたことに彼女の貢献が大いにあったことは間違いない。大学病院で知識と技術を習得し、さらに立派な獣医師に成長されることを期待している。
次回からは腫瘍の専門医でもある副院長が担当になる。もちろん意図しての交代ではないが、再発というこの時期に腫瘍の専門医に診てもらえるのは心強い。
次回は2週間後の1月30日だ。ステロイドが治療効果を発揮してくれることを祈る。