葡萄の誘引と房作り作業:5月28日29日
葡萄の誘引 葡萄の枝が上に伸びたものを葡萄棚の針金に沿わせて、枝が重ならないように整然と並ぶように枝を引っ張って止めていく作業。枝を折らないように加減しながら、向きや方向性を見定めて、枝と針金に結束機でテープで止めてゆく。結束機:枝と針金をテープで止めるための手動の機械でテープとホチキス機能が内蔵されていて、ワンタッチで作業できる。作業工数が多いためステープルの針を小まめに補充しなければならない。
葡萄の房づくり 誘引作業の次は房づくり、枝ごとに既に小さな葡萄の果実(房の赤ちゃん)が出来ていて、それを指1本分を残して摘果して行く作業。目安は1房40粒となるようなイメージ これを1枝につき2房作る。理由はジベルリン作業時に実施済時に1房摘むことで作業済であることを明確にするため。もう1つは、2つ残すことにより1つの房がダメになった場合を補うことになると思った。あまり早い時期から絞ってしまうと病気や害虫等による出来不出来のリスクがあり、これを避ける効果もあるように思われる。
このところの気温の上昇により連日30度を超す真夏日となり、日中の炎天下での作業は熱中症対策として、こまめな水分補給と休息で体調管理に気を付け作業効率を図ることに注力した。
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