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雑記(最近買った本④)

吉穂さんが作ってくださった青音色紹介動画です。



「青音色」創刊号は、
ウミネコ制作委員会様のブース【さ-39&40】にてお求めいただけます。青音色一同、皆様のご来訪を心よりお待ち申し上げております!


 そういえば最近、読書感想を書いてないなあ、私、何を読んでたんだっけ??と思い立ちました。で、Blueskyを確認。

太宰治賞と文藝

振り返ってみると、純文学受賞作品などを読んだみたいです。五大純文学賞は受賞作、あるいは佳作しか読めないけれど(たぶん)、
太宰治賞は最終選考に残った四作品が選評とともに全て読めるのでお得でした。そして非常にレベルが高くて驚きました。文体の完成度が違う。

豊かな語彙力、リズムテンポの良さ、情感溢れる描写、奥行きのある洗練された文章。

惜しくも受賞を逃した方々の作品も素晴らしかったです。私はまだまだ修行が足りません。

なので気長にやります。公募に落選しても、そのたびに自分の文章が変化するのが感じられるので、まあ、あと50回くらい落ちればまともな文章が書けるようになるかな、なんて思いながら。


個人的に、待川匙さんの文藝賞受賞作、
「光のそこで白くねむる」がとても好みでした。
主人公の脳内対話を中心にミステリーっぽく物語が展開されます。何が真実で、何が主人公の思い込みなのか、全くわからない。トラウマ経験をされた方は、事実を歪曲して記憶したり、記憶そのものが消失する事がたびたびあるそうです。そういったセンシティブで不安定な心理を見事に言語化して、エンタメに昇華していると思います。


さて、公募用の初稿を書き終えて、寝かせる期間に入りました。創作のことなど一切考えずに、思う存分好き勝手に読書しようと思います。
しかしですね、ずっと読みたかった「嵐が丘」のページを開いたら!なんと!!
買っておいた岩波文庫が(下)だったのですー!!


読んでいただきありがとうございました!







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