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私は愛されてる

今日は朝から悲しいメッセージが届いた。
ここ半年ほど副業のお仕事でご一緒していた人から、次の契約はご辞退しますとの連絡。
朝からそんなメールを読むと気が滅入る。

すっかり慣れてくれてはいたけれど、ここ最近、なんとなくそんな素振りを感じていたので、予測はしていたけれど、それでもこうしてはっきり告げられると、胸が痛い。


本業である会社の駐車場についたら。
駐車場も席も隣の、2周りも年下の同僚、Mちゃんが歩いて社屋へ向かう私に駆け寄ってきた。

「こまちゃん、おはよう!見てみて、今日Tシャツおソロだよ!」
ほんとだ。
Mちゃんも私もアディダスの黒いTシャツだった。

「ほんとだ、双子コーデだね!」
お前が言うなって感じだけれど、Mちゃんは私を同い年のように扱うので、臆面もなく、そう言ってみた。

「うん、凄い偶然。双子コーデだね!駐車場に着いた時に、こまちゃん見て、あ!お揃い!と思って、今言いたくて走ってきた。笑」
と、本当に嬉しそうだった。
もう、ほんとに可愛い~!!こっちこそ、こんなに嬉しいよ。泣


今朝のお天気予報では、雨は18時過ぎだったので、腰が悪い私は少しでも重い荷物をなくそうと、わざと持ってこなかった。

ところがお昼頃から雨が降ってきて、
「え?今日こんなに早く雨降る予定だったっけ?」
という私に、すぐにお天気を携帯で調べてくれる隣の席のMちゃん。
彼女は普段から、いつもすぐにお天気を調べる癖があって、自分で「雨雲レーダーなら任せておいて」と言っている、心強いお天気お姉さん。

「今日はもともとは夕方降る予定だったけど、雨雲レーダーを見ると、今ここ通ってるみたい。そんなに長くは降らないみたいよ。」
「へー、そうなんだ。ありがとう。今日傘持って来なかったからさぁ。
帰りまでお天気持つといいな。」

ここまでの会話を聞いていた、Mちゃんと同い年の女のコYちゃんが言った。
「えっ、こまちゃん今日傘持ってきてないの?
こまちゃん濡れちゃう。こまちゃん専用送迎車ノア出さなきゃ!」

ノアは、会社の社用車の1台。
「ふふ、いいよ、大丈夫。
もう金曜日だし、たいして濡れないよ、きっと。」
「ううん、こまちゃん早く歩けないからきっと濡れちゃうよ。」

私の腰が悪いのを心配していつも重いものを運んでくれるYちゃん。
以前も一度、急な大雨の時に同じグループの人3人を駐車場まで運んでくれた、優しいコ。
本気で送迎するつもりだ。


はぁ。
私はこんなに愛されている。
一人くらい外注さんが辞めても、それはその人が、次の道へと歩き出しただけ。
いちいちがっかりする必要なんてない。

私は私。




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