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余裕のある人の言動
こんばんは、こまろです😺
今朝は、風が強かったですが、それでもテニスをしてきました。😂
正直なところ、風で押し戻されたり、予想以上に飛んで行ってオーバーしてしまったり、最早テニスではないスポーツになってましたが、楽しかったです。
最近、すっかりテニスにはまっているこまろです。😊
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さてさて。
気づけば3月も後半に入り、仕事も年度末。
個人的には色んなことに区切りが着きつつある今日この頃。
4月から、気持ちも新たに、何か今までやってないことに取り組みたいな~、なんて漠然と考えている。
そう言えば、昨年の4月から、ソフトテニスを始めたから、もうすぐ丁度1年経つ。
ホント、早いな~(゚д゚)!
私達のサークルで、一番上手い人は60代女性の鈴久名さん。(仮名)笑
ほんとに動きに無駄がなく、どんなボールでも「ほいっほいっ」と軽快に返してゆく。
中学生の頃からずっとやっているらしく、誰もが認めるダントツのうまさ。
うちの母が、このサークルに入った時に、「この人みたいに上手になりたい」と思ってずっと追いかけていると言っていた。
確かに、私もそう思う。
そして彼女のいいところは、やはり上手な人の余裕とでも言うのだろうか。
例えば私がペアを組んでミスをしても、全然嫌な顔一つせずに、前向きな言葉をかけてくれる。
相手(敵)に対してもそうだ。
とにかく嫌味な言い方は絶対にしない。
この鈴久名さんが連れて来た新人で、ちょっと変わった人がいる。
なんでも同じ職場で、昔硬式テニスをやっていたという男性だ。
この人、言うことは面白いんだけれど、ちょっと口の方が、腕よりも先行しているきらいがある。
確かにフォームなど決まっているし、上手な時もあるんだけれど、狙いすぎて失敗することが多々ある。
もう少し、基本に立ち返って、そういう挑戦は後からすればいいのに、と思いながら見ている。
私ですら、そう思って見ているのだから、先輩達はみんなそう思っているだろう。笑
私達のサークルは毎週土曜日に体育館の中でやるので、天候に左右されない。
確実に毎回出来るので、本当に便利だ。
昨日、こういうことがあった。
その新人男性が、狙ったのに上手く行かなくてイラっとしたらしく、床をダーン!と大きな音で踏んで「あ”ぁ~!もう!」と叫んだのだ。
実はたまにこういうことをするので、そのうちラケットを床に叩きつけるのではないだろうかと、ハラハラしているのだけれど、昨日は彼のゲームの時に審判をしていた鈴久名さんが優しく言った。
「そういうことしちゃ、ダメ。足痛めちゃうよ。」
みんな足腰悪いからね。
そう言われると、自分の足の為にやめるでしょ。
これが床が壊れるから、とか、もういい年した大人なんだから、とか言われたら、気分を害するかもしれないけれど、自分の足の心配だったら、誰も嫌な気はしない。
さすが、一番上手い人、イイこというなぁと感心した。✨
鈴久名さんのこういう、相手を思いやった優しい気持ちと言うのは、別に作っている訳ではなく、心から出ている、ということを私は知っている。
昨年末の忘年会の時。
まるで飲み放題のように、みんな遠慮なしにガンガン生ビールを飲んでいてびっくりしたのだけれど、その一番の呑み助は、鈴久名さんだった。🤣
すっかりいい気持ちで酔っ払っていたけれど、それでも飲み終わったジョッキを自分で運んだり、他の人のお酒の注文もスマホでしたりと、周りを気遣う普段からの言動は、全然変わらなかった。
人間って、こういう時に本音や本性が出ると思うのよね。
すっごく疲れてるとか、切羽詰まってる時とか、酔っ払って正体を失くしている時とか、悲しみに打ちひしがれて周りを構っている余裕がないとか。
そういう時に、普段と変わらない人だから、本物だと思う。
私も鈴久名さんみたいにプレー出来るようになりたいと思うと共に、人間的にもあんな風になりたいものだと思った、昨日。
こういう「試合に勝つ」っていう目標は、自分に打ち勝つ良い鍛錬になる。
いつも心を凪のようにして、どんな苦境にも余裕でいられるようになりたい。
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