自慢の一品
以前、趣味で陶芸を20年ほどしていた。
今までの人生の中で、読書を除いて最も長く続いた趣味の1つだ。
運よく、本当に運よく、私がお世話になった陶芸教室は、自分で作品を作るのはもちろんのこと、その後釉薬をかけるのも、窯で焼くのも、全て自分達でやれる自由な気質のお教室だった。
そんな経験をさせて貰えるのは、全国でも本当に一握り?ほぼないのではないかと思う。
残念ながら、その陶芸教室は広大な土地を買収されてしまう中に取り込まれて、お教室は解散、となってしまったのだけど。
そのもの自体が取り壊されたのかどうかは見てないし、知らない。
(知りたくない。)
陶芸の良いところは、土を触っていると、色んなことを忘れて無になって楽しめる、ということだ。
お教室があったのは、山間の中だったので、誰もそこにこない。
自然豊かなところで、良くホトトギスやキジの鳴き声が聞こえた。
週1日、土曜か日曜日の2時間がお教室の時間で、月に数千円のお月謝をお支払いし、粘土や釉薬・薪代などは別途実費払いで、ということで始めたけれど、先生人が良いので、私達くらいの古株は何時間いてもOKになり、最後の方は毎週週末は、土日ともずっと入りびたりになってしまったほど。😅
それくらい没頭出来て、何かを作るということは楽しかった。
今日はこの冬一番の冷え込み。
おでんが、つゆ沁み沁みのおでんが美味しい。
この「おでん用お皿」は、私の会心の出来。(だと思っている。😂)
手びねりで作った割には、キレイな円形を保てているし、お皿が大きくなれば大きくなるほど、薄く平べったいお皿は作りにくいものだけれど、結構薄目に作れたし。
何より、見てお分かりと思うが、”からしを入れる場所”があるところが、サイコーなのだ!!
こういうのを作ることが出来るのが、自分で作る利点。
左はしにある、ご飯茶碗も、上にある湯呑も、全部私の作品。😋へへ
おでんの具が、見た目に美しくなくてごめんなさい。💧
田舎者の我が家ではこんな大きい具がごろごろと、こんな小さなお皿の中にあふれるように入る。
私はいつも母に、「うちのは3口大だね!」と言って叱られる。
よく、”一口大(ひとくちだい)”という言葉を料理番組で聴くが、我が家のは大きすぎて、”3口大”と私が揶揄するのだ。笑
「魚河岸(うおがし)」という、はんぺんみたいな、やわらかくてふわふわしている食べ物が、私のお気に入りの具。
母はそれを知っているので、一応毎回買ってきてくれる。
「ほら、あんたの好きな岸、買ってきてやったけんね!」
最初は何のことかわからなかったけれど、魚河岸のことらしかった。
岸しか言わないから、「きし」ってきしめん?とか色々想像しちゃうじゃない?
母との会話はいつもこうだ。
あまりにかけ離れていたり、情報が少なすぎて、想像力逞しい?私にも考えが及ばない。🤣
ちょっと今外を覗いてみたけれど、雪は屋根にうっすら積もっているくらいで、道にはそこまで積もっていないようだ。(良かった、ホッとした。)
明日の朝、どのくらい積もっているだろうか。
凍っているだろうなぁ。😓
私の車はスタッドレスタイヤなので、問題・心配はしていないが、明日は早めに起きて、慎重に出社したいと思う。
積雪のあった地域のみなさん、そうでない所でもお気をつけて。