自分がどういう状態であれば「心が強い」って言えるのでしょうか?
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Hey! What's up people~!? 鎌田です。それでは編集者目線で気になった本をあなたにご紹介させていただきたいと思います。
今回はこちら「 [図解] 結果を出す人がやっている ストレスを味方につける方法」です。
自分がどういう状態であれば「心が強い」って自信を持って言えるのでしょうか?
自分に置き換えて考えてみると、そもそも心というものがあまりわかっていなくて、鈍感なだけかもしれないし、心が強いとは逆境力では?と思っているのですが、あなたはいかがですか?
私はストレスと思える状況に置かれた時に、バイブルともいえる書籍があって、コチラも紹介させていただきたいと思います。
それは、多摩大学大学院名誉教授で田坂塾の塾長も務められておられる田坂広志さんの書籍、「すべては導かれている~逆境を越え、人生を拓く 五つの覚悟~」です。
この本についても、別の機会にご紹介させていただく予定でございますが、人生に起こる、挫折や失敗・敗北、病気や喪失などの苦難の数々。
そうした局面で、「ついていない」「自分には運がない」、あるいは「こんな目に遭うのは、あの人せい」などとネガティブな感情にとらわれてしまうことが多いものです。
しかし本書の結論から言うと、自分のマインドセットとしては、どういった状態であってもまったく問題はないとのこと。
なぜなら、人間は誰しも弱い部分を持ち合わせているからというものです。
「自分は精神的に強い!」と自信を持って言える人は、ほんの一握りではないでしょうか?
では、自分の心の強さは、生まれ持った状態のまま一生変わらないのでしょうか?
それとも、やり方次第で、自分の心を強くすることは可能になるんでしょうか?
これらの疑問に対して本書では明快な回答を与えてくれています。
その答えは、「YES」です。
変えられるということだそうです。
心は、自分で強くすることができるんですね。持って生まれた性格のようなものがあって、なかなか変えにくいようにも思うのですが、心の強さとは、これすなわち「メンタルタフネス」と言われるものです。
自分の思考をちょっと変えたり、 自分のちょっとした行動次第で、強くすることが可能なんですって!
もちろん先天的な心の強さというものはあるとも断りを入れた上で、後天的に自分の心の強さを変えていくことはできるのであれば、嬉しいことですよね。
筆者はこれまで、個人心理と組織心理の企業内心理カウンセラーとして多くの個人に接し、今現在はコンサルタント講師として、多くの企業や地方自治体などの組織に関わっておられます。
働く人々のメンタルケアをはじめとして、モチベーションの向上や、組織のチームビルディング、組織活性化など、年間を通して数多くの人々に接しておられ、個別対応の現場や、研修や講演などの集合教育、コンサルティングの現場などで、約3万人以上の人々を支援されたなかでの気づきが集約されているのが本書となっています。
「心の強さと、仕事のパフォーマンスは、大きく関係している」ということは著者も主張しているように、経営者から管理職、一般社員まで、さまざまな人々と接していると、その中でも仕事に関して高い成果をあげている、ハイパフォーマンスな人々が見受けられます。
そんな人々とコミュニケーションをとっていると一様に感じるのが、「メンタルタフネス度が高い」ということです。
メンタルタフネス度が高いとは、「自分の感情を上手にコントロールしている」「何か大きなストレスがあってもそれに耐えられる」「物事を柔軟にとらえ、柔軟に対応している」「自分自身でモチベーションを意図的に高めることができている」ということです。
そして、「自分なりのセルフコントロール術を持ち合わせている」といったことも重要です。もちろん、自身のメンタルタフネス度を高めることだけで、仕事に関するすべての問題解決ができるわけではありません。
しかし、会社員であっても個人のスキルやパフォーマンスが重視されるようになっている環境では、自分の心をセルフケアして、仕事に対するモチベーションを高く保っておくことは、できるビジネスマンとして必須のスキルになりつつあります。
本書を読むことによって読者のみなさんが得られる学びは、大きく3つあります。
1.自分の心を強くするヒントをつかむ
2. 自分なりのメンタルタフネス・スキル(心の強さを高めるための方法)を見つける
3.心を強くすることにより、仕事のパフォーマンスを高める
本書では、みなさんが日常生活で実践できるような心を強くするためのさまざまな方法が紹介されています。既に知っているような情報もあれば、初めて目にするものもあると思います。
既に知っている知識については再確認として、新たな知識はできるだけ自身の仕事や生活に落とし込んで考えながらそれぞれ、読み進めていただければ「今」求められているスキルを得られると思います。
本書は、個別のスキルや考え方を詳細に解説するものではなく、広くストレスをコントロールするという考え方に触れることを目的としているために、その中でみなさんも何かしらの自分なりのヒントをつかめるのではないでしょうか。
そして、それを続けて習慣にしてください。
最初は小さな変化でも、やがては自分自身の大きな力になっていることでしょう。
それではまたお会いしましょう!
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