アグリハックでゼロサムゲームを制する
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Hey! What's up people~!? 鎌田です。今回は、アグリハックでゼロサムゲームから抜け出す方法をシェアしたいと思います。
経済学では参入障壁が少ない市場では需給が均衡するようになるまで価格が下がり続け多くの供給者は超過利潤がなくなってしまうということがいわれています。
しかし比較的に儲かっていたIT業界なんかもメインフレームからオープンシステムになって参入者が増えるようになって誰もが同じ技術を使えるようになってアイデア勝負のようになりました。
利益面でみると限りなくゼロの状態で戦っているのです。
農業界ではそもそもコモディティー商品を扱っています。野菜を育てることそのものは誰でも作れるわけですから。競合との差別化できる部分が人によっては栽培方法だったり、機能性(栄養)だったりするわけです。
私の場合はアグリハックという手法で「すべて」の生産工程全体を洗い出して課題を抽出し、改善を行いながら組み込み全体最適化をすることで、利益率を上げる仕組みだったのです。
もちろん、機能性も表示させていましたし、自然栽培、有機栽培、慣行栽培と需要に応じて作付けできる体制も整えていましたが、これをセールスポイントにはしていませんでした。
私には息子や娘がいますが子供の育て方を評価されるよりも、子供自身が評価されることの方が嬉しいですし野菜も味で評価されたいからです。
子供も野菜も共通するのが土壌を育てるという視点です。
土壌をしっかり育ててやることで子供も野菜も勝手に育ちます。よく虫が食っている野菜は無農薬で安全の証とかいいますけどこれはあまり正しい表現とはいえません。
虫が好むのは腐敗あるいは酸性に傾いた野菜です。
つまり淘汰の過程にあるべき野菜を農薬などで生き長らえてそれを食べるは元気な生命をいただいているとは言えません。
この手の話をしだすと本が一冊できそうなので今回のテーマから離れるため別の機会に譲りたいと思います。
その別の機会はコチラ!笑
それではまたお会いしましょう!
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アグリハック研究会
アグリハックを通じたビジネスのメッセージは「農家はメーカー」であるということです 。常にマーケットを意識しながら、コストの削減や栽培プロセ…
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