新入社員インタビュー②
2021年に新卒採用をスタートした女将塾。
今回は2021年に入社した新卒1期生にインタビューしてきました!
【社員紹介】
岐阜の旅館で半年で勤務したのち、伊豆高原温泉ホテル森の泉に異動。レストランを取り仕切る。
3年目より伊東温泉久遠の副支配人候補として勤務中。
―女将塾に入社した背景を教えてください。
旅館やホテルの部屋を見るのが好きで、暇さえあれば旅行サイトでお部屋の写真を眺めていたり、旅館やホテルへの宿泊を目的に旅行したりしていました。将来は、地元宮崎に温泉旅館を作りたいなと思っていました。
就職活動の時期に今後の自分のキャリアを考えたときに、一番優先したいと思ったのは自分が成長できるかどうかでした。だから、自然と社長や重役との距離が近く、いろんな経験をさせてもらえるベンチャー企業が良いなというのは思っていました。その中で、自分の夢だった旅館・ホテルの運営やコンサルティングで調べていたら、女将塾のサイトにたどり着きました。
―実際働いてみての感想を聞かせてください。
「まずは現場を知らないと」ということで、入社後数年間は現場でサービス経験を積むことになりました。
旅館ホテル業は未経験だったけれども、居酒屋でのアルバイトの経験があったので、「まあ何とかなるだろう」と高をくくっていました。実際に業務で戸惑うことは少なかった一方、旅館ホテル特有の言葉遣いには苦労しましたね。居酒屋みたいにお客様に気軽に「これ使ってください」とか言えませんし(笑)。自分は新卒1期生だったこともあり新卒研修もなかったので、日々の業務の中で先輩の真似をして、徐々に学んでいきました。自信をもって接客できるようになったのは入社後1カ月後くらいでした。
あとは、自分がこれまで見ていた旅館・ホテルは、表面上のものだったのだとつくづく実感しました。現場の仕事は意外と体力勝負できついなと思うこともあります。こうして中身を知って実際に経験できたのはとても興味深く、ありがたいと思っています。
―現地での暮らしはどうですか?
周りが観光地なので、休日にいろいろと行けるのは楽しいですし、お客様に紹介するネタ作りにもなります。せっかく静岡にいるので、今後は伊東のビーチでサーフィンしてみたり、富士山にも登ってみたりしてみたいです。
ただ、出身が九州、大学は東京なので、職場の近くに友達がおらず寂しさを感じることはあります。
逆に、自分が働いている旅館に気軽に家族や友達は呼びやすいです。自分が接客するのは照れ臭いですけどね。
出勤日も、休憩時間に趣味を楽しんでいます。旅館では、お客様の朝のチェックアウトから夕方のチェックインの間に、中抜けの休憩時間を長めに取っているところが多いです。僕はその中抜けの休憩時間に、筋トレしたり趣味に費やしたり有効活用しています。
―成長を重視してきたとおっしゃっていましたが、ご自身のどういうところに成長を感じますか?
まずは、だんだんと頼られる・信頼される立場になっていったところに成長を感じます。スタッフに細かいことを質問されたり、決めることが多くなっていったりして、責任を持つことが増えました。
あとは、自分で発案した業務改善が結果につながったときです。
例でいうと、以前食事処で使っていた醤油さしは洗って片づけるのだけで40分もかかっていたんですが、鮮度が保てるボトルに変えて、醤油さしを洗う手間や時間をなくしました。こういう日々の細かいところに気づけるようになり、そして提案もできるようになったので、成長したな~と思います。
女将塾は、こうした細かいことでも現場の意見をしっかりと聞いてくれる風土が根付いているので、僕のような自ら新しいことを提案したり、実行に移して成長したい人にはピッタリだと思います。
3年目の春には、女将塾で初の試みである新入社員の集合研修を企画・運営しました。研修中に新入社員とたくさん関わる中で、みんなしっかりとした目標を持っていてとても刺激をもらいました。僕自身もホテル・旅館を作り運営するのが目標なので、お互い目標に向かって切磋琢磨しあいたいです。