プレゼント
最寄り駅から登り電車に乗り込む
目的地はあなたとの待ち合わせ場所
日が暮れて風が冷たくなってきたけど
全然寒さを感じない
ちょっと浮かれてるからかな?
運良く席が空いていて
腰を下ろし
持っていた紙袋をそっと膝の上に乗せた
紙袋の中身を見ながら自然と笑みが零れる
中身は
何日も悩んでやっと選んだ
あなたへのプレゼント
今日は大切なあなたの誕生日
「喜んでくれるといいな」
あなたの喜ぶ顔を思い浮かべながら
電車はへゆっくりと走り出した
〜あとがき〜
実はとある企画に向けて書いたものなのですが、テーマの要素が薄かったのでボツにした作品です(笑)
書き上げることが出来たので投稿させていただきました!