ガラガラ
「ねぇねぇ、見てよ!」
半分本気、半分冗談で作った君とお揃いの壁紙
笑ってくれるって思ってた。
受け取ってくれたら嬉しいなって思ってた。
「ごめん。それは受け取れない。あいつ以外とそういう事しない。」
真面目な顔で言われた。
今までたくさんお話したり、アピールしたり頑張ってきた。
少しは……足の先くらいは特別な中に入ってると思ってた。
違ったんだね。
思いは
届いてなかった。
うぅん
君は受け取る気もなかったんだ。
心の中で
何かがガラガラと
音を立てて崩れた。
「こんなもの作らなきゃよかった」
「好きになんてならなきゃよかった」
〜あとがき〜
「君は気付かない」の続編のような内容です。
https://note.com/gentle_ixia158/n/n916067d9d15b?sub_rt=share_b