二次性排尿恐怖
早速ですが、質問です。
1 排尿恐怖症であることを周りの人に知られたくないですか?
2 小便器で長い間排尿できてない所を見られたくないですか?
どちらかYES、あるいは両方YESの方は、そもそも排尿恐怖を知られることを恐怖に思う二次性恐怖型の排尿恐怖症です。
このような心理があると、「小便器前に長い間立っていて、何か思われたらどうしよう」「排尿音がしないし、排尿できていないのがバレたらどうしよう」などと感じてしまって緊張して、余計に排尿しにくくなってしまうのです。
また、二次性排尿恐怖の方は、克服しにくい傾向にあります。理由は簡単で、克服のための練習をしようにも、バレたらどうしようという心理が強く、しっかり出来ないためです。
ですので、排尿恐怖克服には二次性排尿恐怖「排尿恐怖を知られる恐怖」を先に克服することが必要です。
この記事は、こういった心理的特徴の排尿恐怖症の方に、「こうしたらいいよ!」という具体的なアドバイスを書いた記事になります。
心理学の観点から、なぜこの方法を取るべきであるのか分かりにくいものもあるかと思いますので、しっかりと分かりやすい例え話も含めて話していきます。
また、排尿恐怖症であることをなるべく周りの人に知られずに小便器を使う練習をする方法についても解説しています。
1章 二次性排尿恐怖の方の心理について解説
排尿恐怖を知られることを恐怖に思う二次性排尿恐怖の方の心理は、具体的には以下の3つの心理が多いかと思います。
①長い間小便器で立っていると、人前だと排尿できないのだと思われないか不安な恐怖心がある
②排尿音がしないと、小便器で排尿できていないのがバレないかと思うと、不安で余計緊張して中々排尿できない
③もし人前だと緊張して排尿できないことを知られてしまったらすごく恥ずかしい。知られてしまうのが怖く、小便器を使えない
このような心理について、2章以降でどのような行動をとれば恐怖心などを軽減していけるか、という観点から話していきたいと思います。
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