長年排尿恐怖症だった私が、わずか8日で排尿恐怖症を克服した方法

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〜10月22日 22:00

私は10年以上、周りに人がいると排尿できない「排尿恐怖症」でした。

当然こんな状態で困らないわけがなく、様々な悪影響がありました。しかし、私はある日からの取り組みで、わずか8日間で簡単に排尿恐怖症を克服しました。

排尿恐怖症はかなり稀な恐怖症のため、排尿恐怖症の克服方法について書かれた本など皆無です。そこで、少しでも力になれればと思い、今回私が排尿恐怖症を克服した方法の記事を書かせて頂きました。

筆者プロフィール
有名国立大学院修了。長年排尿恐怖症に苦しみ、克服をきっかけに、2年間カウンセラーとしても活躍。現在はwebライターとして排尿恐怖症の経験や知識を伝えている。

※この記事は男性向けです。女性向けは下から

1章 排尿恐怖症を絶対克服したいと思ったきっかけ

私は混雑したトイレでは個室でないと排尿できませんでした。しかし、人が多い場所では個室は特に混むためこれでは困るのです。
大学受験では、個室は長い列で順番が回ってこず、排尿の我慢で集中できず失敗の一因になりました。そして社会人になり、次々困ったことが起きるのでした。

◉困ったこと1 個室が使えそうにないと、排尿我慢しかない。そして血尿に…
友人とあるイベントに行った時。トイレを我慢できなくなり、友人とトイレに向かうと、個室は長い列で中々空きそうにありません。友人を待たせるわけにも行かず、自分も小便器に並び、順番が来て排尿しようとしました。
しかし、隣にも後ろにも人がいると自分だけは漏れそうなのに尿が出てこないのです。

その後排尿を異常に我慢するしかない状態。1時間後ようやく個室で排尿できたのですが、膀胱が損傷したのか血尿になったのでした。

排尿恐怖症の人は排尿を異常に我慢する機会ができ、前立腺炎など健康に支障を及ぼす人は多いですが、私も血尿になってしまったのです。これにより、膀胱を悪くする前に何とかしないと、という思いになりました。

◉困ったこと2 仕事に集中できない
社会人になり、2つ目の部署の職場のトイレは1箇所だけでいつも混んでました。
特に個室はよく順番待ちの人がいました。しかし、個室を待つ人は小便器で用を足す人の真後ろで待つことになります。

これでは運良く隣に人がいなくても、私は小便器ではほとんど排尿できませんでした。

私は毎回個室の順番待ちをするか、ビル外のトイレに行くようにしてました。そうすると毎回のようにトイレ休憩に時間がかかります。ついに上司から毎回私だけトイレ休憩が異常に長いと注意されてしまったのです。普通の男性は、小便器で済ませてすぐ帰ってくることが多いですから、サボっていると思われたのでしょう。
それ以降、トイレに人が少なそうなタイミングばかりを考えて、仕事に集中できなくなったのでした。


◉困ったこと3 自分だけできず、恥ずかしかった
社会人になると、毎年健診センターで健康診断を受けて検尿をその場で採ると思います。しかし、普通男性の小は小便器ですから、男性採尿用トイレには小便器しかない健診センターも多いですよね。
小便器で並んで排尿できない人がいるなんて想定していないのでしょう。

並んで自分の番が回ってきますが、朝から排尿を我慢していたのにやはり隣に人がいると自分だけ排尿できないのです。受付で事情を説明しても同様の人は他にいないようで中々理解されず、女性の検尿用に使われていた多目的トイレに案内され、女性に混じり並ぶという恥ずかしい思いをしました。

やはり自分だけできないのはさすがにおかしいぞ、と思い調べた所、排尿恐怖症というかなり稀な恐怖症だと知ったのでした。

また、今後子供ができた時子供と連れションできないお父さんなんて聞いたことがありません。日に日に克服したいという思いは増すのでした。

1-2 時間が解決してくれず、むしろ症状が悪化してきた
排尿恐怖症は、排尿できない経験が積み重なるうちに、トイレに立つと「また排尿できないのではないか」という不安が芽生えます。こうして、徐々に排尿できない場面が増える人が多いのです(悪化)。つまり、1日でも早く克服した方が良いのです。

ある日、珍しく職場のトイレには誰もおらず、小便器で排尿しようとしました。しかし、なぜか「人が来るのではないか」と不安になり中々排尿を開始できなかったのです。

そう、筆者も発症から10年以上経ち、トイレに誰も人がいなくても排尿しにくくなってきたのでした。排尿恐怖症の人は、個室でも人の気配があると排尿できなくなるまで悪化する人も多くいます。これまで散々色んなことに困ってきたのに、さらに悪化して仕事や健康に悪影響が出て取り返しのつかないことになったら困る。こうして、絶対克服しないと、と思ったのです。

1-3 排尿恐怖症を克服するために、私が取り組んだこと

まず、排尿恐怖症は、身体ではなく心理が原因なので泌尿器科医にかかったところで、手術や薬などで簡単に治せるようなものではありません。
心理が原因ならばと、1時間1万円と比較的安めのカウンセリングを受けてみました。しかし、排尿恐怖症を経験してないカウンセラーに話を聞いてもらっただけでは、当然何の改善もするわけがありませんでした。

そもそも排尿恐怖症の人は非常に少なく、知名度も低いです。カウンセラーさえ知らない人も多く、当事者の私でさえ、排尿恐怖症という言葉を知らない時期も長かったぐらいです。だから情報は全然なく、克服方法の正解などありませんでした。

排尿恐怖症がきっかけで、私は大学時代から心理学の世界へ飛び込み、様々な理論を勉強していました。他人に頼っても意味がなかったなら、もう自分の力で排尿恐怖症の克服するしかないと思ったのです。

様々な心理学の理論を応用して、こうすれば自分の排尿恐怖症も克服できるのでは?といくつか独自の方法を試しました。

すると、ある方法で見事8日間で克服できたのです。これまでが嘘のように、どれだけ混雑したトイレでも、他の男性と同じように、普通に排尿できるようになったのです。

トイレの不安などない生活は本当に楽で、もう仕事や健康に影響が出ないな、と安心したのでした。

そこで、当時の私と同じように、「一生排尿恐怖症のままは嫌だ」、と感じてる人はいるのではないかなと思い、私の経験を時間をかけて文章にまとめたので記事にすることにしました。

私は以前排尿恐怖症の方々にカウンセリングをやっていたのですが、多くの方からこの方法で改善した報告を受けていたので、自分で言うのも恥ずかしいですが結構良い方法だと思っています笑 人間は癖に従う生き物なので、様々な癖を利用して治す方法なため、多くの人に有効となっている理由だと考えてます(一応ちゃんとした心理学的な裏付けから、8日間を通してどのように改善されていったか、に至るまで超詳しく書いてるので分かりやすいとは思います)。

申し訳ないのですが、この方法を考えるまでの勉強&執筆に何年も努力したため、2章途中~13章は「飲み会やボウリング1回分ぐらいの料金」とさせて頂きます…!すいませんが、カウンセリング0.5回分ぐらいなのでご了承下さい…!


(追記)ついに50フォロワーを達成し、非常に沢山のいいねも本当にありがとうございます。書いた当初は排尿恐怖症の人は少ないのに読んでくれる人はいるかな?と思っていたので、想定以上で本当に嬉しい限りです。
今後とも、「この記事で改善/克服できた!」という方は是非いいねをして頂けると嬉しいです  (先日から新しくできた高評価でも…!)
一応、頂いた主なご質問に回答しておきます。 

Q 8日続けて、改善はしたが完全克服できない
A 改善したならもう少し続けて頂けると良いと思います。当然全員が8日で治るとかではありません、あくまで私の場合は8日で治りました。

Q 心理学のこと分からないが大丈夫か?
A 心理学の専門用語は子供でも理解できるぐらいに解説してるのでそれに関しては大丈夫です。

Q 書籍にする予定はないのか
A 需要か限定的すぎるので、現状ありません。

Q 症状や年齢や性別問わず有効か
A 申し訳ないですが、この記事はあくまで筆者と同じように小便器で排尿できない男性に読んでもらいたいな、と書いたものです。排尿恐怖症の女性は読んでも参考にならない部分があると思うので、購読をオススメしません。女性向けに別記事書いたのでそちらを参考にして下さい

【注意】入試などの直前に購読したという方多いですが、さすがにこの方法でも1〜2日程度での克服は聞いたことがなく、お役に立てないと思います。購読される際は、その点を予めご了承下さい。入試など生活のお悩みについては、以下の記事でも回答しています。

2章 3プロセスで排尿恐怖症の克服に簡単に成功。克服出来た理由を心理学的に解説

2-1 他の恐怖症との違い
まず私が感じたことは、排尿恐怖症は他の主な恐怖症とは異なる、特殊な性質の恐怖症のため、他の恐怖症の治し方は全く参考にならなかったということです。

排尿恐怖症は何が特殊であるかを説明します。世の中には、様々な恐怖症があります。例えば、高所恐怖症は、高いところに恐怖を感じる恐怖症です。また、腹鳴恐怖症は、会議中や講演会など大勢の人の前で自分のおなかが鳴るのではないかと心配になる恐怖症です。電話恐怖症は、電話をとることを怖いと感じる恐怖症です。
これら他の恐怖症は単に何かが怖いだけです。これらの恐怖症の克服とは、自分が怖い何かを怖がらない状態がゴールです。

しかし、排尿恐怖症はまったく異なります。排尿恐怖症は、別に排尿が怖いわけではなく、排尿したいのに排尿できないという身体が思う通りに動かなくなる恐怖症です。

つまり、「身体を思う通りに動かすのはどうしたらいいか」という観点から心理学の理論を参考にする必要があると感じていました。

そこで行ったことが、この後に述べる3つのプロセスです。

2-2 排尿の仕組みと排尿できない理由
さて、3つのプロセスの説明のために、まず排尿恐怖症の方はどのようなことが起こっているのかを解説しておきます。

通常、人間は「排尿したい!」と思うと排尿することができます。

この仕組みを解説すると、実は人間は排尿時以外では無意識のうちに今は排尿してはいけないという命令を出しており、排尿時は、
①心理(排尿してはいけないという命令の解除)
②身体(膀胱が縮み、尿道括約筋が開く)

という2段階のプロセスを経て排尿が行われます。

しかし、排尿恐怖症の方が排尿したいと感じてもうまく排尿できないのは、一体何故なのでしょうか?

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今後も様々な記事を書いていきます。よろしければご支援頂けますと幸いです