読んだ本のメモ。 物理学→科学史/科学哲学→道徳哲学→???

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Fiduciary Relationship in Capitalism-Fiduciary Relationship as a Requirement of the order of society.

1. Why Fiduciary Relationship? Ethics is becoming an important issue in the capitalism of the 21st century. The accumulation of the burden on the earth caused by the conventional system based on mass production and mass consumption is appr

    • 読書メモ 『有閑階級の理論』 ソースタイン・ウェブレン

      奇才ソースタイン・ウェブレン(1857-1929)が1899年に出版した『有閑階級の理論』(原題:The Theory of the Leisure Class)をちくま学芸文庫の村井章子訳で読んだ。 「他人からすごいと思われたい」 「世間に自分の能力を見せつけたい」  こんな人間本性を、19世紀末アメリカの産業社会における有閑階級(Leisure Class)の生態を題材に分析しているのが『有閑階級の理論』。 流行の衣装や娯楽から高等教育まで、消費とはいわば「他人への見

      • 『道徳感情論 ー人間がまず隣人の、次に自分自身の行為や特徴を、自然に判断する際の原動力を分析するための論考ー』 アダム・スミス (1759〜) 高 哲夫 訳 ※書き途中

        『道徳感情論 ー人間がまず隣人の、次に自分自身の行為や特徴を、自然に判断する際の原動力を分析するための論考ー』  二次文献では度々触れることがあったけど、実は一度もちゃんと通読したことはなかった『道徳感情論』を講談社学術文庫の高哲夫訳でようやく読んだ。以下は、超ざっくりの備忘録の読書メモ。(そういえば、今年2023年はスミス生誕300周年の年にあたるらしい(スミスは1723年生まれ)。記念シンポジウムとか開催されたりするのかな?あったら行ってみたいね。) 1. 共感(Sy

        • 読書メモ #1 『善と悪の経済学』 トーマス・セドラチェク

           学生時代、あんまり経済学の授業には縁がなかったけど(ただし、岩井先生の授業は例外。面白かったなあ。)、ここ2年程、自分の中で「経済学」という学問への興味・関心が湧き上がってきている。まぁそのへんの理由はまた別で言語化しておくとして、今回はトーマス・セドラチェク著『善と悪の経済学』を読んだのでその読書メモ。  NHKの丸山さんの『欲望の資本主義』シリーズを見ていたので、著者のセドラチェクさんのことはぼんやりと認識していた。それからしばらく経って、森本あんり先生のブログを徘徊し

        • Fiduciary Relationship in Capitalism-Fiduciary Relationship as a Requirement of the order of society.

        • 読書メモ 『有閑階級の理論』 ソースタイン・ウェブレン

        • 『道徳感情論 ー人間がまず隣人の、次に自分自身の行為や特徴を、自然に判断する際の原動力を分析するための論考ー』 アダム・スミス (1759〜) 高 哲夫 訳 ※書き途中

        • 読書メモ #1 『善と悪の経済学』 トーマス・セドラチェク