2024年にディズニーに使ったお金について、語りたい。
◎はじめに
2024年もあっという間に終わってしまった。年末、友達とごはんに行ったときに、3月に行った旅行のことを”2024年の想い出”として振り返っていたが、2024年3月って今年だったのか。「1㎏の紙と1㎏の鉄はどっちが重い?」と聞れたら、鉄の方が重い気がするように、3月と11月で言ったら11月の方が”今年”っぽい。というか、半年前って既に2024年だったんだ。よく感覚がわからなくなってきた年明けである。
先日、友人が今年買ったものを記事にしていた。生活用品から趣味まで、多岐にわたる品々が紹介されていて、私の知らない彼の私生活も垣間見え、なかなか面白かった。私もやってみようか。そう思って家計簿を見返して気が付いた。
1年間、ディズニー以外に
ロクな買い物をしていないじゃないか。
おいおい。そんな馬鹿な。たしかにディズニーにたくさん行ってはいたが…。家計簿を見るに、ディズニー以外の買い物は、洋服が数着とスマホのフィルムぐらい。自分でも驚いた。ディズニー無かったら億万長者になれるべ
そんなわけで、本稿では”今年買ったもの”改め、「2024年にディズニーに使ったお金」について、自戒の意も込めて精査したいと思う。今回は「基本部門」「グッズ部門」「特別部門」の大きく3つの部門に分けて、それぞれ語っていきたいと思う。概算ではあるが使用金額も付してあるので、2025年にディズニーにたくさん行きたい人は、是非参考にしていただきたい。
◎基本部門
○パークチケット
全ての源。当たり前だけど、グッズとかフードとか、そんな話以前にパークに入りまくっている。数えた結果、2024年はディズニーランドに11回、ディズニーシーに11回、計22回。肌感は一月に2回ぐらいだったので、まぁ大体こんなもんかという感じ。全然ビビってないから。ウン。こんなに行っても飽きないディズニーってすごくないか⁉(現実逃避)
金額に直すと、親にチケット代を出して貰った時もあるので、甘めに見積もって15万円程度。豪遊じゃねぇか。軽い海外旅行に行けそう。15万もあったら、ディズニーに22回も行けちゃうよ! そもそもパークに入らなければ、後述する費用のほとんどが発生していないと考えれば、15万ではきかないのかもしれない。普通に15万使うから、いつまでたっても年パス出してくれないんだよね(´;ω;`)
○交通費
意外と馬鹿にならないと思う。我が家から舞浜までは電車で往復約1,400円。パークに入る以外にも、ボン・ヴォヤージュにグッズを買いに行ったり、フリーきっぷ(後述)を買いに行ったり、舞浜に行くことは多々あったので、30回往復したと仮定すると、電車代で42,000円。うーん、なかなか使っている気もするが、ランニングコストと考えれば、このぐらいな気もする。15万円で感覚がマヒしたかも。
ちなみに、今年は何回か自分で運転していった。自家用車を使えば安上がりと思われるかもしれないが、駐車場の料金が3,000円と0.3-0.4ディズニーぐらいある強気な設定なので、親と行くとき以外は基本使わなかった。ただ、帰りは運転しているとはいえ座っていられて快適なので、駐車場がもう少し安くなったら積極的に車で行きたい。OLCさんよろしく
○食費
主にパーク内で食べたフードと、早朝の軽食。パーク内のフードは、行く時の気分によってまちまちで、暴飲暴食するときもあれば、つつましく1食のみで済ませるときもある。1回遊びに行く分の食費を2,500円と仮定すると、22回で55,000円。遊ぶ時の食費なので、個人的には全然許容範囲。
余談だが、頻繁にディズニーに行くようになってから、ポップコーンを食べなくなった。22回入って、たぶん1回か2回ぐらいしか食べてない。少人数で行く機会が増えたこと、もともとイベント限定などの食べたいフードを目当てに行く機会が増えたこと、ポップコーン関連の荷物が邪魔なことなどが原因だ。逆に"ダッフィーのキャラメルサンド"など、気に入ったフードは何度も食べていた気がする。
入園前の早朝も毎回軽食を食べていた。パーク内でたくさん食べた方がいいだろうと思い、断食したことも何回かあったが、早起きして何も食べない時間が続くと気持ち悪くなってしまうので、結局軽食を持って行くようになった。試行錯誤の末たどり着いたのはバナナ1本とウィダー。アスリートみたいな食事だが、それだけ1日ディズニーで遊ぶのは過酷なことなのだ。多分。
○DPA
DPA(ディズニー・プレミアアクセス)とは、一部アトラクションの有料ファストパス、ショー・パレードの有料の座席確保の2つの有料サービスの総称である。ものによるが、平均して1回2,000円/人である。基本部門に入れるか特別部門に入れるか迷ったが、交通費/食費同様にほぼ毎回購入して半ばランニングコストのようなものだったので、今回は基本部門に入れた。まんまとOLCの策略にハマっている。なぜこんなことになってしまったのかと言うと、大きな要因は2つある。
①パレードにハマった
2024年はパレードにハマった年だ。全ては2024年1月~3月にかけてディズニーランドで行われていた、「ミニー@ファンダーランド」というパレードのせい。私はこのパレードからショーパレの魅力に目覚め、それを目当てにディズニーに行くようになり始めた。ハッキリ言うが、このイベントがなければDPAの購入数は半数以下にとどまっているし、そもそも年に22回も入園しなかっただろう。2024年冬は、ほとんどランドにしか行っていない。そのぐらい最高のパレードだった。
とは言え、パレードのDPAをミニー@ファンダーランド以外のイベントでもほぼ毎回買っていたのは、パレードを良い席で見たい以外にもいくつか理由がある。
まず1つは、長時間待たずに済むことだ。通常パレードを最前列~3列目ぐらいで見ようとした場合、どんなに遅くても1時間前ぐらいには待ち始めないといけない。人気なパレードになれば、午前中から座り見が埋まることもざらだ。正直、毎回そんなことは出来ない。アトラクションに乗ったり、写真を撮ったりしたい。折角高いお金を払って入園してるのだから、半日座って過ごすのはもったいない気がする。その点、DPAを買っておけば15分前ぐらいに待ち始めて3列目より前で観賞することが出来る。ミニー@ファンダーランドでパレードにお金を使うことの抵抗感がなくなった結果、以降のディズニーランドのパレードはほぼ毎回DPAを買うようになった。
2つ目の理由は、過酷な気候だ。舞浜(というか近年の日本)の気候は、ご存じの通り嬉しいぐらい過ごしにくいので、ただパレードを長時間待つだけではなく、この"過ごしにくさ"とも戦う必要がある。夏の暑さ/冬の寒さは言わずもがな、風や湿気にも注意が必要だ。夏はムワッした海風が、冬は凍てつくような風が吹き荒れる。まさに地獄絵図である。いったい誰が海沿いにつくろうなんて言ったんだ。こんな中、長時間パレードを待つのは、至難の業。少なくとも私は耐えられない。でもパレードはまぁまぁ良い位置で見たい。そういった想いから、いつしか私は、ディズニーランドに行く度にDPAを買うようになってしまったのだ。
②ファンタジースプリングスのアトラクション
では、ディズニーシーではDPAは買わなかったのか。答えはNOだ。ディズニーシーは2024年6月に新エリア”ファンタジースプリングス”(以下FS)がオープンした。アナ雪やラプンツェル、ピーターパンのエリアが広がり、各アトラクションはオープンから現在まで絶大な人気を誇っている。FS内のアトラクションは他のアトラクションと違い、普通にスタンバイで並ぶことが出来ず、DPAを買うか、スタンバイパスと呼ばれる無料の券を取得しなければならない。一見、無料なのだからスタンバイパスを発行すればいいように見えるが、どちらのパスも1枚発行すると、次のアトラクションのパスを発行するまでに1~2時間程度のインターバルが発生する。当然FSのアトラクションは大人気なので、開園から2時間も経てば(混んでいると開園後30分ぐらいで)、その日の分のパスの発行は終了する。ということで、必然的にFS内にあるアトラクションに複数乗りたい場合は、DPAの購入がほぼ必須なシステムとなっている(2025年1月現在)。
当然オープン直後の私は、出来るだけたくさんFSのアトラクションに乗りたかったので、ほぼ毎回DPAを購入していた。これに関してはシステムが悪かったと言わざるを得ない。私は悪くない。最近は、オープン直後のような強いFS熱はないため、DPAは買わずにスタンバイパスのみで、アナ雪かピーターパンのどちらか一方だけ乗ることが多い。
ちなみに、ディズニーランド含め、FS以外のアトラクションについては一切DPAを使っていない。22回も通っていると、DPA対象の人気アトラクションの待ち時間が長い場合、”乗らずに帰る”という選択肢が視野に入るからだ。現に、2024年後半のディズニーはアトラクションに2,3回しか乗らずに帰るみたいなこともざらだった。
ということで、ディズニーランド/シー問わず、ほとんど毎回何かしらのDPAを購入していた。20回分購入したと仮定して、40,000円。単純計算でDPAをケチれば4回ぐらいディズニーに行ける計算になるが、個人的に費用対効果はかなり高いと思っているので、これからも購入し続けると思う。
◎グッズ部門
(※正直1月-4月のグッズとか値段うろ覚えなので、あくまで参考程度と捉えてください。)
○身に着けグッズ
全8点。金額にして約15,000円。主に帽子やカチューシャが大半を占める。正直、友人と行ったときはほとんど毎回新調していた気がする。合わせたいもんね、しょうがないね() 逆に自分の趣味だけで買った身に付けアイテムはほとんどない。これは交際費なのだ(重要)。交際費を過剰にケチるのは良くない。それに、イベントに合わせたり、友達とお揃いにしたりすると、やっぱり気分が上がる。同じチケット代を払って入園するなら、楽しんだ方がお得に決まっているだろう。
○洋服
全4点。大体22,000円とかだろうか。意外と買ってた。デザインを気に入って買った以外にも、朝晩の寒暖差にやられて防寒具として購入したパーカーが何着かある。いい加減ディズニーTシャツの購入を止めないと、一生夏場ディズニーTシャツ人間である。2025年こそはディズニー以外で夏服を買いたい。切に。
○ダッフィー
ダッフィーとそのお洋服数点。計10,000円。これだけディズニーに足を運んでおいて、ダッフィー(17インチ)をお迎えするのは、実は初めて(往年のディズニーベアのショルダーバッグだけ家にいた)。実際買ってみると、結構可愛い。写真を撮るためにパークにもつれていきたいが、結構邪魔なので2回ぐらいしか連れていってない。ダッフィー用のリュック、買ってしまおうかな…
○クリアファイル
コレクション要素その1。以前から、ちょこちょこ気に入ったデザインのクリアファイルを集めていたが、2024年に入って更に加速。本当に手当たり次第買っていた。その数推定30点(一部2024年か2023年か曖昧なものがあった)。25,000円ぐらいかな?一生分のクリアファイルを買った気がする。ここにディズニーショップつくれるがな。正直、もう買わなくていい() 下半期以降は、他にお金を使いたかったこともあり、買うのを控えている。このまま2025年も気に入ったデザインだけ買おうと思う。
○ピンバッジ
コレクション要素その2。計11点。金額にして20,000円弱。この後に紹介するイベントもののグッズもそうだが、私は基本的にパーク内のアトラクションやプロップス(置物/看板等)をモチーフにしたグッズに弱い。ピンバッジはもろにその影響を受けている。また、オンラインでグッズを頼む際、1万円以上お買い上げで送料がタダになるので、微妙に1万円に届かないときに、好きなデザインのピンバッジを一緒にポチっていた(軽犯罪)。これは本当に良くない癖なので、2025年は控えていきたいと思う。
○フリーきっぷ
コレクション要素その3。計10点。5,000円ぐらい。クリアファイルとピンバッジは上半期中心に集めていたのに対し、フリーきっぷは下半期中心に集めていた。特にフリーきっぷ用のファイルが公式から発売されたのが大きい。こういうコレクター向けの公式商品があるのはありがたい。クリアファイルとピンバッジがやや下火なのに対して、フリーきっぷはファイルを埋めたいので、これからも定期的に購入していきたい。
○イベントもの
①タワー・オブ・テラー
シリキ・ウトゥンドゥのキーホルダーなど。多分4点ぐらい。10,000円とか。特にお気に入りなのが、ニューヨーク市保存協会のゴミ箱(写真)。ニューヨーク市保存協会とは、タワテラツアーを開催している架空の団体のこと。写真のゴミ箱は、ディズニーシーにあるゴミ箱を小さくしたものである。このゴミ箱、自室に置くだけでちょっとテンションが上がる。こういうパークにある置物のグッズがホントに大好きなので、勘弁してほしい。
②ホーンテッドマンション(ストーリービヨンド)
全4点。20,000円とか。冬場にやってた謎解きイベントで、キットを購入することでパーク内で謎解きが楽しめる。私はディズニー関係なく謎解きイベントが結構好きなので、もちろん参加。2024年も2023年版同様、ストーリークリアは程よい難易度で、ディズニーランドを散歩しながら楽しめる。謎解きを何回かやったことがある人は苦戦しない程度。しかし、完全クリアとなると、話は別。完全上級者向け、ヒントもほぼなしの本格謎解きに早変わりする。初心者も上級者も楽しみやすい設計で、2年連続で楽しませてもらった。そろそろホーンテッドマンション以外で謎解きを開催してくれてもええんやで…?
さらに、自宅謎解きキット(確か10,000円ぐらい)も購入。こいつが出費の大半を占めている。イベントが2月中だったのに対し、受注生産で届いたのが7月半ば。ぶっちゃけちょっと忘れてた。こちらもなかなか本格的な謎解きで、汗だくになりながら熱中して解いた。謎解きセットの中にキーホルダーが複数入っているのだが、このキーホルダーのセンスが抜群。特に謎解きが完了すると手に入る鍵のキーホルダーがお気に入り。重厚感がすごい。
③ファンタジースプリングス
計10点。大体17,000円とか。一生に1度かもしれない新テーマポートのオープンということで、欲しいと思ったグッズは惜しまず購入。一番気に入っているのはチョコレートクランチの缶。この本のデザインを考えた人は本当に天才。美女と野獣のクランチ缶と合わせて、部屋に飾っている。
④スペース・マウンテン
計6点。20.000円ぐらい。2024年7月いっぱいでリニューアルのために一時クローズになるということで、別れを惜しむ意を込めて買った。点数はそこまでだが、単価が高いものを買っていたので、個人的にも奮発したなぁと感じる。思い入れがあるアトラクションだし、しょうがないね() 発売直後に買いに行ったのだが、実際にショップで見るとどのグッズもデザインが良くてついつい買いこんでしまった。
⑤バズライトイヤーのアストロブラスター
計7点。大体10,000円ぐらいだろうか。一番大好きだったアトラクションがクローズするということで、ほぼすべての種類のグッズを購入。幸か不幸か、スペースマウンテンと違ってクローズのための大々的なイベントはなく、グッズの種類が少なかった。単価も高いものがなかったので、この程度で済んでいる。もっと盛大に弔ってやってくれよ、OLC。
スペースマウンテンとバズのグッズは、なんだか使ってしまうのが惜しくて、未開封のものが多い。しかし、全く後悔していない。だって、欲しかったんだもん。これぞオタクの鏡(?)
余談だが、バズのクローズは入園数にも大きな影響を与えている。クローズが発表されてから、3回ほど、バズに一日中乗るためだけに入園した。おひるごはん以外はひたすらバズ。カンストを目指してひたすら頑張っていた。そういう意味でも、2024年はバズにかなりお金を取られている。罪な男だぜ。
○その他
別に何かあったわけじゃないけど買ったものたち。贈答用のお菓子など、手元に残っていないものが多いため、正確な数はつかめなかった。多分2~3万円ぐらい。そうだと思いたい。中でもお気に入りのグッズが、ディズニーランド41周年を祝って発売されたジャングルクルーズのキーホルダー。
こちら、ジャングルクルーズに出てくる虎のお守りを再現したものである。こういう、パークに実際あるものの再現グッズに本当に弱い(n回目)。ただ、買ったはいいものの、かなり持て余している。いつか自分の車を買ったら、交通安全のお守りとして使いたい。
◎特別部門
○ミラコスタ
宿泊や食事、その他もろもろ込みで10万円弱。齢20にして初めてのディズニーホテルということで、少し奮発してハーバービューのお部屋をとった。滞在中も、プールにルームサービスなど、惜しまずお金を使ったのでこのぐらいになった。多分もっと安くいこうと思えば行ける。しかし、10万円以上の体験が出来たと思うので、個人的には大満足。ぜひまた泊まりたい。でもお金がない。あれ、ディズニーに行くのを控えれば年一で行けるのでは…?
○カメラ
ディズニーグッズではないが、ディズニーで写真を撮ることを主な用途として購入したので計上。レンズやバッグ、防湿庫などもろもろ揃えて計25万いかないぐらい。これに関してはさすがに一括では無理だったので、親から借りて絶賛返済中。今年一大きな買い物だったが、ディズニーに行く楽しみが増えたので個人的には大満足。専用のInstagramアカウント(@zer0.disneyphoto)を作って、楽しく撮影&レタッチをしている。旅行とかディズニー関係ない場所にも持って行っているので、もはや実質半額みたいなところもある。なにはともあれ、今年の買い物で一番QOLが上がっていることは確かである。
◎おわりに
いかがだっただろうか。一体2024年に総額いくら使ったのかというと、大体60-70万円ぐらいだ(概算)。私の年間の収入が、大体×××万円ぐらいなので、まぁ、かなりの割合をディズニーに使っている計算になる。OLCは私に感謝状をよこした方がいい。
最後に、今年の予算について。2025年はカメラを持ってディズニー問わずたくさん写真を撮りに行きたいので、ディズニー全体としての予算は減らしたい。”ディズニー予算”内で言えば、グッズの予算は削り、入園数はトントンぐらいの想定。ミラコスタとカメラが無くなると思えば、予算削減はそこまで非現実的な話でもないと思う。
では、またいずれ。次回があれば、どうぞよしなに。