生まれてから2

昼はコンビニ、夜は飲み屋毎日毎日必死に働いて家族を支えてくれてた私の大好きな母親は飲み屋のお客さんに誘われたのをきっかけにギャンブル依存症になりました。家族のために稼いでくれたお金は全てパチンコに消え、他人に借金をして信頼を無くしてまでパチンコに通い、小学生の私とまだ4歳の甥っ子を残して近所のパチンコ屋さんに通う日々でした。当時の私は学校から帰り大好きな家に大好きな母親がいないのがほんとに寂しく、甥っ子を連れてパチンコ屋さんに行き母親を連れ戻すことも多くなりました。でもその度に酷く怒られました。当時はなんで怒られてるのかも分からず最初は勝手に家を出たこと、まだ幼い甥っ子を連れ出したことに対して怒られてるのかと思ってました。でも実際は
パチンコ屋さんにいるはずのない自分の子供が居て、
騒ぎが大きくなってしまうと、自分が子供を残してパチンコに通ってるのが周りの人にバレてしまう。母親はそれを恐れてたのだと思います。だから酷く怒ったのでしょう。そんな母親に呆れたのか父親はアルコール依存症になりました。昔から仕事が終わると晩酌をしていた父親ですが、年齢もあり仕事が出来なくなった途端毎日毎日朝から夜まで飲む日々が始まりました。

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