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良い主治医とは

おはようございます、双極症のレイン坊です。

今日は2週間ぶりに病院へ行きます。
精神病院の分院クリニックです。
幸い歩いて行ける距離にあるのでダイエットとして歩いていきます。


過去の通院歴

通算で4年くらいお世話になっている精神科ですが、他院を含めると僕の主治医は5回も変わっています。
初診は小さな診療所のおじいちゃん先生。
一時間くらいじっくり時間をかけて話を聞いてくれるHOTな人でした。
ですが、双極症のことやパワハラのことは専門外で自信がないとのことで転院を勧めてくれました。

次は大きな私立の精神病院。入院設備もあります。
最初の先生は院長先生でした。
エキセントリックな変人でした。
「あんたをパワハラした人、お子さん亡くなってるんだってね!お子さんを〇した犯人とあんたの顔がにてたんじゃないの?がはははは」
おいおい。面白くないぞそれ。

「ふむふむ。あんたメンタル強すぎるね」
はい?あ、ありがとうございます。
「ん-、誉めてないからね(ギロリ)」
メンタル強い人は脳が限界を超えるまで頑張ってしまうからとか?
「YOU入院しちゃいなよ。入院したほうが箔が付くYO。」

はぁ…(溜息)

そして主治医が決まりました。
スキンヘッドのベテラン先生です。
ぶっきらぼうだけど、僕の双極を見抜いて正しく診断してくれた人です。
とにかく本音が話しづらい。
躁っぽいとか希死念慮があるなんて言った日には閉鎖病棟にぶちこまれるかもしれないからです。
*閉鎖病棟は怖いところではありません

シンプルな調剤を好む先生でしたが、あれこれ試しているうちに多剤になりました。残念。
僕が事件を起こしたり自害したりしないようにと気にかけてくれました。

次は優しくてフレンドリー感満載の若い男性医師。
僕の重い鬱状態を診て、こりゃ入院が必要かも。と打診してくれました。
こちらの病院では躁でご迷惑をおかけしてしまっているので、隣の市の大学病院に行くことになりました。

そこの先生は若い女性のかたでとてもテキパキした人でした。
しかし、鬱重症期の僕を診ても
「病気じゃないと思います」という謎診断をしてくれました。
薬もなし。
もちろん僕の鬱状態は悪化し続ける。
そして「うちまで遠いし、ご近所の病院にしたらどうですか?」
と言われて転院することになりました。
あばよ!不二子ちゃん!

次は総合病院。
待ち時間長すぎ大病院。
イオンかよってくらい大きな駐車場。

先生は男性でADHDの障害を持った人でした。
「はい、あなたASD自閉症ね~」
ろくに発達障害のテストもせずにいきなり言われました。
ああ、そうですか。
自閉ですか。
たしかにそうかもしれない。自分の人生ASDっぽかったわ~。
ちなみにうちの母が強度の発達障害です。

「あなたペンギンなんだから、みんな(馬)みたいに走っちゃダメ。泳げる海を探しなさい。」

はぁ…(溜息)

この先生は史上最悪と言っていいほど相性が良くない先生でした。
診断もいい加減。
質問しただけのうちの母にも「不満があるなら他の病院に行けば?」という始末。
不満?質問しただけなのに?
あと心理士?も最悪でした。無言で10分くらいにらみつけてきたり、若い女性患者を舐め回すように見ていたり…きも!!
しかも、診断書もまともに書けなくて何度も無効になるし。
催促しても書いてくれないし。
絶対二度と行かぬと心に誓いました。
ああ、愚痴になってしまった。

そこが嫌すぎてついに大鬱が悪化し通院できなくなりましたが、元勤務先の保健師さんが心配してくれて最初の病院に予約を入れてくれました。
本当に助かった。

最高の主治医(結論)

ここからが本番です。前置きが長くてすみません。

ここで、現在の主治医に出会いました。
結論から言うと、人生好転して最高です。

  • 患者の話を遮らない・否定しない

  • 適切な診断と投薬ができる

  • 社会的福祉につなげてくれる

  • 打ち解けやすい人柄

  • 無駄話をしない

限られた診察時間の中で適切な質問と返答をしてくれます。
簡潔かつ有効なアドバイスをくれます。
僕が何か言っても一切否定せずちゃんと考えて即座に返答してくれます。
これ大事。
次からも本音を話そうって気持ちにさせてくれます。
嘘ついて隠したら病状はよくなりませんからね。

それから薬の知識が豊富で副作用についても熟知しています。
なので結果的に薬の量も減ってシンプルになり、一日一回晩御飯の時に飲むだけで良くなりました。
そして、各種診断書も丁寧に書いてくださりとても説得力のある内容となっていました。下手に盛ってるわけでもなく、最適な表現で病状が記されているのです。
あなた神ですね!!!!!

それからこちらから調べなくても障害年金のことやその他の福祉について情報を与えてくれました。
他の先生はそういうことは言わないですからね。専門外だからかな?
でもそういうことに積極的に取り組んでくれる先生は患者の生活や人生を真剣に考えてくれているのだと思います。

人柄が朗らかなのも信頼しやすくなるポイントの一つでしょうね。
この人に本当のこと言っても大丈夫かな?
そうビクビクしてる患者さんも多いと思います。
精神疾患にとって信頼関係は非常に重要だと感じました。
この人がいれば、躁転しても鬱転してもなんとかなるかも?
そう思わせてくれる先生です。

必要な話以外しないので診察が長くなることがないし、言いたいこともほとんど言い切れるので診察後の不完全燃焼みたいな感覚に襲われることもなくなりました。
あと他の患者さんに時間を取られることがほぼないので、受付から待ち時間が5~10分で済みます。
最高!

他にもたくさん先生のいいところがある(僕の好みのタイプ)けど、書ききれないので重要なところだけまとめてみました。

医者ガチャという嫌な言葉もありますが、あきらめなければいつか相性のいい先生に出会えるかもしれません。
僕はラッキーです。
誇張ではなく人生が好転しました。

一つだけ心配事があるとすれば、先生が変わっちゃうことですね。
これ以上の先生に出会える気がしない。
そうなったときのために、今のうちに障害の知識などを吸収しておこうと思います。

みなさんも違和感を感じたら気を使うことなく転院したり主治医をチェンジしてみてください。
(障害年金申請時にかなりめんどくさくなるけど💦)

それでは、行ってまいります!

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