妊活記録1.人工授精(2回)

自分としてはまだまだ若いつもりだったし、生理も毎月来るし、生理痛も軽いほうだし、経血量を人と比べたことはないが問題なさそうだったし、たまたま運が悪いだけだと思っていた。
夫もそりゃ超健康で体力あり余ってます!みたいなタイプではなさそうだが、死なない程度に成人男子だ。
が、しかし!!

一度目の人工授精に臨んだ際の精子調整で衝撃の事実が発覚した。
精液検査の結果票を渡されたのだが、目で見ても、同時にされた説明でも、どう考えても夫の精液の濃度は低い。ガンガン低い。
基準で16ないとだめなところが、濃縮前で2.5、後で3.5しかない。4分の1以下だ。
先生も「これはかなり少ないわね…。自然妊娠だとこれじゃほぼ成功しないはず。人工授精も二回までにしておいたほうがいい」と言っている。量も少ないと思ってたんです、とショックのあまりあいづちを打つと「いや量は普通かそれより多いぐらい」だそうだ。
量は多いのに精子が少ないってことあんの??

あまりのショックで終わった後によろよろとマックにたどり着き、ソーセージマフィンをほおばりながら呆然とする。
数値で調べると、なんとこの数値は高度乏精子症に該当するそうだ。
レディースクリニックのお医者様がHP上で不妊原因重要度番付なるものを体感をもとに作られていて、高度精子異常は堂々の横綱である。
まじかよ…。横綱は体外受精以上の高度不妊治療をしないと倒せないらしい。
自分としては自分のナカの殺菌力が強すぎて精子を全キルしている説が有効だったので(夫は見るからに生命力が弱そうだ…)、人工授精はそこそこ有効だと思っていた。
違った。そもそも数が超絶少なかった。じゃー無理だよ…。

体外受精に関しては漫画ドラマ等でチラ見する程度の知識しかなく、痛い検査満載で、お股から針を刺してすごく痛い思いして卵を採らないとだめなんでしょ、というイメージだった。
とにかく痛くてとにかくしんどくてとにかくお金かかって精神的にも辛くて鬱のようになって友達が減っていくあれでしょ…。
2024年8月時点でこれを書いているが、痛い検査こそそんなにしてないが、ほかは大体合ってた。

先生が2回までは人工授精で試そうとおっしゃっているので、この2回で!どうにか!どうか!とものすごく祈ったが、あっけなく駄目であった。
そういうものだよね。
ちなみに、精子濃度がやばいぐらい少ないことが発覚してから、調べまくってあれこれサプリを飲ませてみたが、
2回目の精子は前回調整後に3.5あったものが、それでも16あって一般の人並みのところを、1.9まで減ってた。
なんにもサプリ仕事してないーーーー

12月から、初の体外受精へ。


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