妊活戦士YOKO

30代の妊活戦士。一人目妊活をするとともにサラリーマンとして日常と戦っている。戦いの記…

妊活戦士YOKO

30代の妊活戦士。一人目妊活をするとともにサラリーマンとして日常と戦っている。戦いの記録とTIPSまとめ。

最近の記事

妊活TIPS 2.比較的効果がある?と思う先進医療

※妊活TIPSでは、高度不妊治療患者の私が思ったこと・感じたことを思ったそのまま勝手に書いています。 何の知識もない医療ド素人がド素人なりに不妊治療について悶々とする場です。 そういった不確かな情報を見たくない方は読まないでおいてください。 今まで受けてきた先進医療について治療歴はそれほど長くないですが、幸か不幸かこれまで3つの病院を経験し、それぞれの特徴をもった治療を身をもって味わってまいりました。 以下、それぞれの病院で受けた先進医療です。 (あ、先進医療というのは、

    • 妊活TIPS1.ケタミン麻酔で見た死後の世界

      2023年12月のA病院採卵1回目、ケタラールという麻酔が入った後に見た世界の様子です。 たぶん悪夢というものなんですが、私からしたらあれは夢じゃなかったです。 ドラッグをした時に言うトリップがまさに近いです。 その時に見た様子をなるべく書き残してみます。 第3層(ケタミンが一番効いてる状態・世界の奥深く)暗い暗い闇の中で自分は漂っているようで、 自分はどこのだれでどうしてここにいてなぜこうしてるのかなにもわからなくて 思考に切れ目がなくて自分は自分じゃなくて全体に溶け合っ

      • 妊活記録12 .体外受精(イマココ・C病院凍結結果)

        とうとう記録が現在に追いついてしまった。 1年分の記録をなるべく描写多めで書いていたが、それでもあっという間に書ききれちゃうものだな。 私としては長く苦しい耐えた一年だったけど、それでも一瞬だったような、いやでもやっぱり長かったような。 さて、採卵結果の5日後、内診と卵の受精結果を聞きに通院した。 13個も取れたので先週はしばらく無邪気にうれしかったが、全滅って可能性もなくはないんだよな、とだんだん不安になってきていた。 1回目も、数は22個と多かったのに、受精卵の数は9と

        • 妊活記録11.体外受精(C病院採卵一回目通算4回目)

          採卵周期一回目、C病院でおなじみの薬たちと再会した。 今回使うのは、クロミッド1錠を10日間毎日と、 1日目と2日目にゴナールエフ皮下注ペンを225単位、 4日目と6日目に150単位。 私は幸いこういった薬たちで体調が悪くなったことは一度もなく、飲めと言われた薬を指示されたスケジュール通りに淡々と毎日飲んでいくだけだ。 だけだが、やはり4回目ともなると、悪い思い出しかない採卵にはフラットな気持ちではいられず、ひたすら飲んで卵を育てている期間にも色々な出来事と気持ちの去来が

        妊活TIPS 2.比較的効果がある?と思う先進医療

          妊活記録10.体外受精(C病院初診と子宮鏡検査と子宮内膜スクラッチ)

          採卵嫌さのあまり、私の妊娠活動は停滞した。内科とかは行っていたけど。 これに関しては、B病院を恨んでいる。B病院のあの医者にかからなければ、私はあの2か月もっと元気に不妊治療にまい進できていたと思う。 ケタミンで死んでる夢を見ていたほうがまだましだったか、と天秤にちょっとかけてみたが、いややっぱケタミンのほうがだいぶ嫌だった。 だからといって激痛採卵をもう一度できるかというと…。 心の底から自分は不幸だと思ったし、夫の体質が憎かった(自分に問題ある可能性もちょっちあるけどそ

          妊活記録10.体外受精(C病院初診と子宮鏡検査と子宮内膜スクラッチ)

          妊活記録9.内科受診とか着床障害検査

          地獄の採卵から何日かたったが、私は抜け殻のようになっていた。 それまではできるまで淡々と病院に通うさ!負けない! みたいな前向きさで頑張っていたのだが、もう頑張れる気がしない。 1/3ぐらいはもう不妊治療やめちゃってずっと二人で生きていこうかな…などと思っていて、2/3はよさげな転院先が見つかるまでは二度と採卵やらねぇ…と思っていた。 つまりもう、B病院で頑張る路線はなくなっていた。 夫や事情を知る人からは 「そんなに難しい場所に卵ができちゃう体質なら、これからずっと院長にや

          妊活記録9.内科受診とか着床障害検査

          妊活記録8.体外受精(B病院採卵二回目)~ケタミンを上回る悪夢~

          ※不妊治療中で採卵前の方はあんまり読まないほうがいいかも…。 あったことを体験通りに書いてるんですが、いやーな体験記になっちゃった… こちらを読んだことで怖くなってしまっても、当方は責任を負いかねます…大丈夫、私も耐えられないのはこの一回だけだったし、そのあとの採卵は痛いけど耐えられる程度だし、昔と違ってかなり針も細くなっているようです。 好きな香りのオイルをしみ込ませたタオルハンカチを持っていくといいですよ *** B病院の技術にはかなり期待をしていたのだが、一つだけの

          妊活記録8.体外受精(B病院採卵二回目)~ケタミンを上回る悪夢~

          妊活記録7.体外受精(B病院移植一回目)

          仕事の繁忙期があったので一か月待ち、5月に移植周期に入った。 医師に生理はどうでしたか?と聞かれ、どうって…?と思いながら 「いつもよりちょっと早かったですけど順調だと思います」と答えたら変な顔をされてちょっと悲しい私。 「いやあのー周期とか…」と言われたため、それでもよくわからないので半分パニックになりながらアプリを見ながら開始日と終わった日を答えることにする。 それで正解だったらしい。 医療技術を持ってる人との会話って難しいなー 周期2回目の診察で、初めましての医師と対

          妊活記録7.体外受精(B病院移植一回目)

          妊活記録6.体外受精(B病院採卵一回目)

          B病院での採卵周期に入った。 生理開始後まもなく卵胞チェックのために、朝の電車で病院に向かう。 受付は自動化されていて、モニターがいたるところに頭上に設置されており、ここに自分の番号がチャイム音とともに表示されるそうだ。 でも2秒で消える。 そんなときはメールでも配信されているから、それを確認すればいいそうだ。 前の病院ではフルネームで呼ばれていたので、しかも自宅に近い病院だったので、ひどい呼び出し方法だと常々思っていた。 ずいぶんハイテクになったなぁ。 驚いたことにここ

          妊活記録6.体外受精(B病院採卵一回目)

          妊活記録5.検討からの転院 A病院→B病院

          移植失敗時から、いやその前の採卵終了直後から、私はA病院の処置で二度と採卵はしたくない、と思っていたので、2か月ほど、ネット上の不妊治療に関するありとあらゆる情報を集めていた。 治療が始まったらその病院の指示に身をゆだねるしかないのに、患者にとって大事な情報は行ってみなければわからないことが多すぎる。 実際に通っている方の情報も、どうも保険適用前後で状況が変わっていることも多く(特に麻酔の程度)、全然わからなくて頭がパンクしそうだった。 以下、調べたことの列挙。 〇病院

          妊活記録5.検討からの転院 A病院→B病院

          妊活記録4.体外受精(A病院移植二回目)

          ホルモン補充による移植一回目が失敗に終わり、生理が始まった。 失敗とはわかっていたので、そんなにショックではなかったけど、複雑な気持ちだった。 生理が来ないと前に進まないし、なかったら心配なので来てくれてよかったが、また子宮内膜無駄になっちゃったな。 次は自然周期を私から希望し、残った最後の卵で移植二回目に進むことになる。 自然周期の場合は基礎体温計をつけろ、と指示され、基礎体温計など持っていないのでしぶしぶメルカリで使用済み700円ぐらい?のものを買った(ケチなので…)。

          妊活記録4.体外受精(A病院移植二回目)

          妊活記録3.体外受精(A病院移植一回目)~屈辱の導尿~

          ケタミンショックで不妊治療の云々が吹っ飛んでいたが、移植できる卵を確保できたならば、不妊治療は次のステップに進むことになる。 胚移植だ。 初めての移植なので、期待半分、怖さ半分で毎日落ち着かない気分で何もてにつかず、ずっと不妊治療のことについて調べて、仕事中も成功パターンと失敗パターンのシミュレーションばかりしていた。 いまはっきりわかっている不妊原因は夫の高度乏精子症だし、自分に何も問題がなくてすんなり終わるパターンなら、おそらく胚盤胞ができるまでが最大難関ポイントで、卵

          妊活記録3.体外受精(A病院移植一回目)~屈辱の導尿~

          妊活記録2.体外受精(A病院採卵一回目)~ケタミンの悪夢~

          かなり願かけもしたが、あっさり人工授精が失敗で終わったため、体外受精に挑戦することになった。 ここからが本番の不妊治療だ。 緊張と恐怖はもちろんあるが、もしかしたら一回で成功して終わるかもしれない! そこまで自分の体には問題なさそうだし(PCOS気味なことがどう作用するかわからないものの)、夫の精子濃度だけが問題なら、体外受精の技術で何とかなるんじゃないかと思っていた。 この段階では血液検査や感染症検査のみで、精子濃度が話にならないぐらい低くて顕微一択と言われていたので、私

          妊活記録2.体外受精(A病院採卵一回目)~ケタミンの悪夢~

          妊活記録1.人工授精(2回)

          自分としてはまだまだ若いつもりだったし、生理も毎月来るし、生理痛も軽いほうだし、経血量を人と比べたことはないが問題なさそうだったし、たまたま運が悪いだけだと思っていた。 夫もそりゃ超健康で体力あり余ってます!みたいなタイプではなさそうだが、死なない程度に成人男子だ。 が、しかし!! 一度目の人工授精に臨んだ際の精子調整で衝撃の事実が発覚した。 精液検査の結果票を渡されたのだが、目で見ても、同時にされた説明でも、どう考えても夫の精液の濃度は低い。ガンガン低い。 基準で16ない

          妊活記録1.人工授精(2回)

          0.妊活を始めるまで&私のスペックについて

          自分: 30代後半の女性。 面白キャラに憧れるゆるい仕事のフルタイムサラリーマン。 PCOS(本来卵は1個育つはずなのになぜかいっぱいできる体質)の気があるが、そこまで深刻ではない。 摂取したものがすべて身につくタイプ。 着床障害?? 夫: 30代後半の私より2つ年上。 性格変わってる系医療従事者。 高度乏精子症。 肌とか筋力とか色々弱め。 あんまり怒らない。 *** 初めまして。  あまりに異性にモテないので、20代の時は一生独身で、いずれ一人でローン組んでマンション

          0.妊活を始めるまで&私のスペックについて