Anti Volleyball~JOCに感じたこと~
新年あけましておめでとうございます。
と言ってもぼちぼち日がたっております。
もう少し、早めの投稿を。
と思ってたのですが、インフルエンザに罹患してしまいタイミングを逃しておりました…
今はすっかり元気でございます!
おかげで、楽しみにしていたゆずさんのツアーも行けず、今はおみくじ通り"凶"だな…と。
おみくじ通りだとここから吉に向かうのでまぁ、焦らず。
私の今の仕事は学校関係に特化した広告代理のため休みが意外と長いんです、
年末年始は、15日間もお休みがあったので脳みそが腐ってました。
暇な時間が増えたので、Youtubeの視聴時間も長くなりいろんな動画
を目にすることもあり、それを観ながらふと思ったことをつらつらと
年末にはJOCカップ、そして年始には春高とバレーの試合が多くおこなわれております。
気になったのはJOCのほうで、すべての試合すべてのチームを観てないので断言はできないですが
女子は、"クイックを捨て背の高い子に高いトスを打たせる"
"背の高い子一人に打たせ続ける"
というのを未だに行ってるチームがある。
と言う事。
率直な感想は…
むしろ退化しているのではないか?とさえ思う。
百歩譲って、弱小チームの大エース。
がそれならわかるのですが、”JOCレベルでやることなんでしょうか?”
ソフトバレーと変わらないです。
男子はまだいろんなことにチャレンジしているように感じ、
昔に見られた"一人で打ち続ける"と言う事が減ってきたな。
と。
それが、今の日本代表の躍進に繋がってるのかな?と感じる。
確かに高いボールを打つ。
と言う事は大事なんですが、"背の高い子一人に"というのはどうなのか?
現場は疑問に思わないのか?
とても疑問に思います。
恐らく、勝利至上主義が少なくとも関係しているのではないでしょか?
結局、大人のエゴに子供を振り回してるようにしか見えないですね。
仮に、JOCという大会が次世代のオリンピック選手の発掘の場ならなおさらで、どこの国の代表がセンターオープンを多用してますか?
前回のオリンピックでもMBの差が露呈しましたよね?
あと、サイドの単純なパワー不足も。
育成年代がこれなら、女子は20年は変わらないかな。
とあえて言う。
男子は、下記の記事でも書いた”偶然”を”必然”に変えるように見える。
気がする。
そして、昨年の秋頃に見られた、
"JOCに出れないとバレーボール人生終わり”
というワード。
いろんな人が、選ばれてない子たちに優しい言葉をかけてたけど
もう高校生になるくらいの子たちに対してなら
言ってもいいのではないでしょうか?
「半分あたりで半分間違い」と。
はっきりって良い環境(春高強豪校)に行きたいのであれば
JOC出場は意味を成す。
が、ほとんどのバレーボーラーがJOCに出てないけど、楽しくやってるわけですよ。
私は、JOCにはもちろん行ってないです。
かすりもしなかった。
友達の180㎝以上の子は、選考会を何個か進んでましたが行かないと終わり。
なんて、思ったこともない。
楽しく生きてます。
それは、親や指導者がどこかで”断定”しているのでは?と感じる。
周りの言葉を聞いて”終わる”と思い込んでるんじゃないですか?
人生には、妥協や挫折なんて何度も起きるわけで、
特に今の若い子たちは”褒められる”ことに必死になりすぎて、ちょっとした意見。
を、全て自分への否定であり攻撃されている。
と感じる子が増えているそうです。
"叱らない=甘やかされる"になってるのではないでしょうか?
"挫折を味わったときに何を言い何を言わないか"
どう導くのか?
そこを無視し、やれJOCコースだ、とか上級者コースだ。とか
そういうところに限って、基本がどうだーと
その”基本の前の基本は無視して、指導者の感覚や
クセの伝授を垂れ流す”
辟易します。
技術を教えることだけが"指導"になってきている。
思考停止で、言われたことをやるだけ。
それでいい選手が出てくるんですかね?
私は、バレーボールしかしてないです指導者でもありません。
ですが、通ってるジムで野球をしている子たちが動きについて質問しに来ます。
なぜでしょうか?
相手に考えさせる。
ことを大事にしてるので、"あれやれ、これやれ"と強要はしないです。
なぜなら下記のように個々に違うからです。
質問に来る子たちにもたくさん居ます。
受けた質問に対して、「それ誰が言うてて、君はどう思う?」
と尋ねても
「Youtubeやインスタグラマー、元プロがそういってるんで正しいんじゃないですか?」と真顔で答える子が…
物事の本質を見誤り、業界で地位がある人が言う事がすべて正しいわけでないです。
すぐに情報が手に入る便利な時代だからこそ物事の本質を見る力を養うのが大事です。
それを踏まえ、再度問います。
JOCは何のためにやってるんですか?