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「己を知る」をモットーに、旧態依然の動作指導に警鐘を鳴らす者。 ブログを通じて、考える…

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「己を知る」をモットーに、旧態依然の動作指導に警鐘を鳴らす者。 ブログを通じて、考える機会を提供し、スポーツ動作改善(特にバレーボール)の 新たな視点を共有します。

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指導とは?

と、ネットを使うと教えてくれる便利な世の中だ。 "ある目的に向かって教え導くこと。" とは、その通りだと思う。 しかし、その次の "知識や技能などを身につけるようにさせること" に疑問を持つ。 身につけようとさせるために、指導者の感覚や、クセの強制や押し付けをしてませんか? と感じる。 instagramを開けば、目に入ってくる小学生、中学生、また高校生への指導内容。 特に動作についての内容には"目を疑う" "指導者目線で嫌いだから" と言う理由で、 "スパイク

    • 身体の仕組みを理解して指導してますか?『フォームは人それぞれ』その②

      今回は前回の続きとなります。 理解を深めるには前回の内容を読んでいただければと思います。 ■キレイなフォームは主観的な概念に過ぎない 「キレイなフォーム」とは、 誰が見て「キレイ」と感じるかによって変わる主観的な評価です。 スポーツにおいて、 フォームの「美しさ」や「正しさ」はしばしば議論されますが、それが一律に全ての選手に当てはまるわけではありません。 実際には、各選手の身体的な特徴やパフォーマンス目標に応じて、最適なフォームは異なるものです。 たとえば、プロの選手

      • 身体の仕組みを理解して指導してますか?『フォームは人それぞれ』その①

        ■”はじめに” 日本人は、『型』というものに深い敬意を払っている。 茶道や剣道、書道などの芸道において、「型」は基本であり、その型を忠実に守り、体に染み込ませることが上達の鍵だとされている。 これがスポーツにも影響しており、 「理想のフォーム」や「美しいフォーム」がしばしば強調されます。 インスタなどのコメント欄にも 「良いフォームですね」「もっと、フォームを改善したほうが良いです。」などそういったものがたくさん見られる。 そこで、思う。 良いフォームってなんだ?? と

        • 『力の使い方』~手首を使う。とは?~

          バレーボールだけでなくスポーツの指導でよく耳にするフレーズとして、 「手首を使ってボールを投げろ」や「手首のスナップでパチン!と打つ」といった表現があります。 確かに、それでもボールを投げたり打ったりすることは可能です。 しかし、大事なのは、手首だけに頼る動作では、力の伝達が非効率的であるという点です。 手首を使うという指導の表現は、力の発生源を誤解させがちです。 体全体を使った動作こそが、効率的で安全な力の伝達を生み出します。 手首だけに頼らない動作の重要性 多く

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        指導とは?

        • 身体の仕組みを理解して指導してますか?『フォームは人それぞれ』その②

        • 身体の仕組みを理解して指導してますか?『フォームは人それぞれ』その①

        • 『力の使い方』~手首を使う。とは?~

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          指導とは?~言語化の重要性~

          巷には、さも誰もが知っているかのように使われる言葉が溢れています。 特に、スポーツの指導現場では 「重心」や「体幹」といった言葉が簡単に使われることが多いです。 しかし、実際に選手たちがその言葉の意味を正しく理解しているかどうかは、指導の結果に大きく関わる重要なポイントです。 例えば「体幹」に関しては、スポーツ庁長官も著書の中で と述べています。 それにもかかわらず、「体幹を使え」「体幹が弱い」といった指導が頻繁に行われているのが現状です。 なぜ、定義のない言葉が

          指導とは?~言語化の重要性~

          『力の使い方』~力を入れろとは?を考える~

          1. はじめに スポーツをしていると、よく耳にするフレーズがありますよね? 「力を入れて打て!」 でも、ふと不思議に思うことがあります。 「力を入れるとは、一体どういうことだろう?」 と…。 確かに、バレーボールでスパイクを打つ、バットでボールを打つ時や、パンチを繰り出す時、ボールや相手に拳やバットの勢いを伝えるには"力"というものが必要です。 でも、「力を入れる」とは、具体的に何を指しているのでしょうか? 『力とは何ですか?』と「力を入れろ」と指導している イ

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          『力の使い方』~力を入れろとは?を考える~

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          身体の仕組みを理解して指導してますか?

          最近、身体の特徴や構造を十分に考えずに指導しているケースが少なくないことに、強い違和感を覚えます。 特にスポーツ指導の現場では、身体の動きを根本的に理解せずに指導が行われることが多いように感じます。 指導者の感覚や経験だけでなく、もっと科学的に身体の仕組みを知ることが、怪我を防ぎ、効率的な動きを生むために非常に重要です。 そこで今回は、人間の体の仕組みの一つを紹介します。 これは、バレーボールのみならず、指導者が理解すべき重要なポイントです。 人間の身体は、伝統的な神

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          身体の仕組みを理解して指導してますか?

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          腰を回して打つ・投げるとは?

          まず、はっきりとお伝えしますが、 腰は回りません これは、そもそも腰が回る構造になっていないからです。 しかし、InstagramやYouTubeなどを見ていると、「腰を回して打ってください」と言う指導者が大変多いです。 バレーボールの指導者に限らず、アカデミーを運営しているような人たちでさえ同様です。 では、なぜこうした誤ったアドバイスが広まっているのでしょうか? 理由はいくつか考えられます。 - 単純な知識不足 - 自分の感覚に基づいて伝えている - 昔から

          腰を回して打つ・投げるとは?

          Anti Volleyball

          2024年9月現在 パリオリンピックが終了し、メダルが最有力であったバレーボール男子が 準々決勝にてイタリアにフルセットの末敗戦。 ベスト4まであと1点までせまり、ここ何十年と突き離されていた 世界との差が少し縮まったと感じると同時に ”この強さは、あと何年続くのだろうか?” と疑念を抱くようになる。 ハイキューの国、”日本”として国内はもちろんのこと海外のファンからの支持も絶大で その影響もあり、競技人口も増えているのではないだろうか? が、しかし Inst

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