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行政書士になるまでの道のり③

行政書士の橋岡です。お盆を過ぎると一気に空気が変わるように感じるのは僕だけでしょうか?2023年ももう残り4か月を切りました。早いですねえ…
さて、今回はパート③ということで、前回は行政書士試験を受験しようと決めるところで終わりました。予告どおり今回からは僕が実際に行政書士試験の勉強をどのようにして進めていったのか、また、どのようにしたら効率が良かったのかなどを実体験を基に書いていきます。
まず初めに申し上げることは、行政書士試験に関しては完全に独学です。しかも前回までで書いた通り、高校中退なので法律の勉強などは宅建受験の時に初めて触れました。民法の分野こそ宅建で一生懸命やったものの、その他の科目については初学です。初受験です。でも初受験で合格しました。運も味方してくれたのは間違いないと思います。勉強期間は約9か月~10か月です。当時はパチンコ店で役職としてまあまあな責任感のあるポジションで働いていました。残業も多く、気も手もあまり抜けません。休みはしっかりあったのでそれだけが救いでしたが、過酷な職場でした。しっかり受験勉強ができる時間はあって一日1時間~1時間半ほどです(休みの日は半日ほど)。限られた条件下の中で最大限に効果を得るためにはどうしたらいいのか?受験をすると決めた時にまずそれを考えました。家族に受験をすることを相談しましたが、一発で合格することを約束し、この期間だけは仕事と勉強を優先することに了承をもらいました。今思えばこの家族の理解と協力は本当に大切です。休みの日は半日ほど勉強に費やし、その後は家族と出かけたりしました。以上の内容から受験勉強において僕が最も大切であると感じたことを二つ述べています。それは要するに、
①効果的な戦略とタイムマネジメント
②周囲の方々の理解と協力
これが非常に大切です。時間は有限です。皆に平等に与えられています。その中で日々やらなくてはいけないことは人それぞれあります。受験勉強だけに専念できる方も当然います。しかし、他人と比較することに意味はありません。いまの状況でどうしたら合格を勝ち取るだけの勉強ができるだろうか?これを考えるのに2週間ほど使いました。この2週間で行政書士試験の特性や合格基準、各科目の出題傾向や出題範囲、出題数を当時は徹底的に調べました。その中で僕が考えついたのは『合格する』ことだけを考えた勉強をするという結論です。つまり、
①法令科目で得点122点以上(満点の50%以上)
②一般知識で24点以上(満点の40%以上)
③試験全体で180点以上(満点の60%以上)
この3点に徹底的にこだわるということ。満点を目指すのではありません。気になった解答を深く掘り下げることもしません。自分が納得できるかどうかに時間とエネルギーもかけません。なぜなら納得できなくても合格や不合格に影響はないと思いましたし、得点が何点だろうが合格者は合格であり、実務において君は何点だったの?なんて会話を行政書士同士でしたことはありませんし、話題にもなりません。何点だろうが合格してしまえば関係ないので、とにかく合格基準に達するためにはどんな勉強をしたらいいのか?考えに考えました。そこで僕が考え付いた方法が・・・。
おっと、もうこんな時間(23:15)ですね。ここから先は次回にしましょう。もったいぶってごめんなさい(笑)次回もお楽しみに。ではまた。

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