子供の運動能力はどう決まる?
こんにちはKgです。
子供のレッスンをしていると、よく親御さんからこんな言葉を聞きます。
「うちの子、運動神経悪くて~」
皆さん運動神経をどう考えますか?
・先天性のもの
・親からの遺伝
・才能
などなど、努力でカバーできないものだと思っている方が多いのではないでしょうか。
しかし、筋力などにおける「瞬発力」「持久力」など「タイプ」に関するものは遺伝の関係があるそうですが、体の上手な使い方や、リズム感覚、バットやボールなどの道具の扱い方などは遺伝だけでは決まらないそうです。
幼少期の自発的な運動や環境にかなり大きく影響されるそうです。
12歳までは神経系が発達する時期であり、複雑な動きの組み合わせや、テクニックなどの習得が早いとされております。
特に5歳~8歳あたりまでは、神経系統が著しく発達し、体の中に様々な神経回路が張り巡らされていく時期です。
運動神経が良いと言われる子供は、幼少期にいろんな遊びや運動をしている子が多いということですね。
無理強いは良くないですが、12歳までに何らかの運動をしておくことはとても良いことだと思います。
コーチ側からすると、運動神経がまだまだな子供を見ても「あぁもうちょっとこういう運動したほうがいいかな~」とか「こういうメニューをレッスンに入れてみよう」とか考えてます。
12歳以降も、(身体の成長が終わる)20歳くらいまでに、大きく発達する部分が変わっていきます。
気になる方は、「スキャモンの発育曲線」とネットで調べていただくと、様々な情報を見ることができます。
※著作権とかよくわからないので、画像は載せません
こういった神経系統の成長を促すトレーニングをコーディネーショントレーニングと言ったりしますね。
コーディネーション能力には大きく分けて7つの能力があるとされています。
ここで紹介すると長文になりますので、この話はまた次回させていただこうと思います。