心が折れるとはどんな状態か
それまで積み重ねてきたものが崩れ、
精神的にくじけてしまう状態を指します。
仕事や普段の生活、友人関係、恋愛や運動など、
あらゆる場面で努力が報われなかったとき、
多くの人々は心が折れてしまい頑張る気持ちが失せてしまいます。
また、心が折れてしまうような状況は、
それまで持っていた希望や前向きな意欲・やる気などの
明るい気持ちを失わせるきっかけとなります。
心が折れやすい人の特徴そして対策
・自分に自信が持てない人
→「自分はダメなんだ・・・」「何も頑張れていない」
「どうせ自分なんて・・・」など、自己否定の感情が
連続して起こることで気持ちはどんどん落ち込んでしまいます。
結果に0か100を求めるのではなく、
及第点を設定するといいでしょう。
さらに、今「できている」ことに目を向け、
自分で褒めていく癖を付けましょう。
自己肯定感が高まると、心が折れにくく成長していくはずです。
・ネガティブ思考の傾向
→失敗したら嫌だ、嫌われたくない、
出来ないと思われたくない・・・とネガティブな思考が癖になると、
ネガティブな出来事をますます引き寄せる原因になります。
それでは嫌な出来事が多くなり、心が折れてしまう条件が
揃ってしまいます。
すべて前向きに!とするのはなかなか難しいと思います。
ミスや失敗は成功までの過程である、
くらいの気持ちを持って過ごすことで、
自身のメンタルを保っていけるでしょう。
・自分に甘い
→自分に甘い人の特徴には
「だらしない、マイペース、欲望に忠実な人」が多く、
やろうと習慣づけた行動を三日坊主で放棄してしまったり、
プライドが高く聞く耳を持てない場合が多いです。
自分を厳しく律して計画通り実行すべし!とするよりも、
まずは「やるべき時にやるべきことをやれる人」
であることを目指す。
そのためには小さな目標を立てて実行するなど、
出来そうな計画を実行・達成し自分を褒めてあげることも
効果的です。
様々な変化が突然降りかかる近年では、
誰しも心が折れるような瞬間があると思います。
折れにくい心、もし折れても重症化する前に対処できる術を
身に付け、健やかな日々を過ごせるよう参考になれば幸いです。