奢り方がかっこよかった友人の話
「あの奢り方はかっこよかったな」と印象に残っている思い出話をします。
大学生の頃、私は美術館の学芸員を目指して遠方まで受験をしていました。当時、学芸員資格は取得できても、美術館で数年に一度1人募集が出ると高倍率で受験者が集まるので、博士課程まで進まないとなかなか採用されない状況でした。
私は博士課程まで進むのは親に反対されていたので、修士修了までに採用されたくて、学部生の頃からチャンスがあれば受けていました。
「適性検査に受かった!」と喜んだ後も、論述試験、面接…と何度も