Axie infinity体験記3
挨拶
みなさん今日は。
川村修一です。
今日もよろしくお願いします。
始めに
Axie infinity体験記の続きをお話しします。
ここに至るまでの話はAxie infinity体験記1、2をお読み下さい。
また、ゲームをプレイして稼げるかに関しては、こちらの記事をどうぞ。
辞めてゆくスカラー
まったく稼げなくなったAxie infinity。
その状況に合わせるかの様に、稼げなくなったスカラーは次々に辞めてゆきました。
辞めると連絡して辞めてゆくスカラーもいれば、音信不通で辞めてゆくスカラーもいました。
新しいスカラーを募集しても応募すらありません。
それどころか、Discordの掲示板はスカラー募集の書き込みが大量に見られるのですが、マネージャー募集の書き込みは激減していました。
完全に売り手市場になっていたのです。
短期間での激変ぶりに驚きました。
そして、私はその激変にまったく対応できなかったわけです。
私のスカラーは、そこそこ稼げるスカラーが2人、稼げないけど何故か続けているスカラーが3人となりました。
26人いたスカラーが5人になったので、スカラーの管理業務はとても楽にはなりましたが・・・
遂にスカラーにも見放された
打つ手を無くした私は、キャラクターアイテムを手放すこととしました。
辞めていったスカラーに貸していたキャラクターアイテムをマーケットプレイスで売りに出しました。
マーケットが暴落していたので、とても買値と同額では売れないだろうということで、買値の半額位の価格で売りに出しました。
しかし、1週間経とうが、2週間経とうが1個も売れません。
その間もSLPは下落の一途です。
大金を出して買ったキャラクターアイテムは、完全に不良債権となってしまったわけです。
そこそこ稼げていた2人のスカラーも音信不通となり、稼げていないのに続けていたスカラーも2人辞めました。
遂にスカラーにも見放されてしまったのです。
残ったのは稼げないスカラー1人だけです。
2022年5月の稼ぎは・・・
自分にとって都合の悪いことはなかなか認めない性格の私ですが、Axie infinityで稼ぐどころか原資回収も難しくなったことは認めざるを得ませんでした。
私はAxie infinityからの撤退を決めました。
撤退と言っても、キャラクターアイテムは買い手が見つからないので、要するにほったらかし状態にするというだけです。
ゲームに興味のない私ですので、自分でプレイすることもありません。
1人だけ残ったスカラーは、SLP大暴落で稼げないのに何故か続けています。よほどAxie infinityが好きなのでしょうか。
そのスカラーが稼いでくれた2022年5月のSLPは、私の取り分が約300円でした。
Axie infinityの収支結果
2022年5月終了時点でのAxie infinityの収支は、
投資額 約185万8000円
利益 約128万6000円
収支 約マイナス57万2000円
これが、10ヶ月間の結果です。
3ヶ月後には不労所得100万円・・・
なんて夢想していた自分が恥ずかしくなります。
Axie infinity以外にも手を出して痛い目に遭いました
TOWN STAR
話は前後しますが、私はAxie infinity以外にもPLAY TO EARNに手を出して結果的に痛い目に遭っています。
2021年の冬、Axie infinityでの稼ぎが悪くなったことに焦った私は、Axie infinity以外に何か稼げるゲームがあるのではないかと情報収集していました。
すると、GALAというブロックチェーンゲームの運営会社がTOWN STARというゲームを行っており、結構な人気になっていることを知りました。
冷静さを失っていた私は、Axie infinityでの失敗に懲りることもなく、TOWN STARのことをよく調べもせずにアイテムを購入しました。
GALAはいくつかのゲームを運営していますが、とにかくアイテムの値段が高いのです。
10万円、20万円なんてざらで、100万円を超えるアイテムも多いのです。
それでも売れているのですから、世界は広いとしか言いようがありません。
私はTOWN STARのキャラクターの中で、できるだけ安いアイテムを購入したのですが、それでも約28万6000円しました。
TOWN STARは町造りゲームです。
対戦型ゲームではないのでのんびりしていますが、ゲームに興味のない私にはやはり面白くありませんでした。
しかも、このゲームで得られるトークンも下落傾向で原資回収の見込みは今のところ全くありません。
Axie infinityと同じ失敗を私はまた犯してしまったわけです。
TOWN STARは現在まだベータ版です。
将来スカラーシップを導入する可能性があるらしいのです。
ゲーム自体は人気がある様なので、優秀なスカラーに出会って稼ぎが出る日が来てくれると良いのですが。
SPIDER TANK
TOWN STARに始めたのと同時期に、GALAが運営するSPIDER TANKというゲームのキャラクターを購入しました。
価格は約13万6000円
こちらも良く調べないまま焦ってアイテムを購入してしまったので、まるで稼げていません。
SPIDER TANKもTOWN STARと同じく現在まだベータ版です。
こちらも将来スカラーシップを導入する可能性があるらしいのです。
優秀なスカラーに出会って稼ぎが出る日が来てくれると良いのですが。
CRYPTO MINES
1日1回クリックするだけのゲームとの触れ込みに釣られて、これならゲームに興味のない私でも出来るのではないかと2021年の11月に手を出しました。
はっきり言って酷いゲームでした。
BNBチェーンのゲームなのですが、運営元が参加者からBNBをかすめ取ることを目的にしているだけのゲームでした。
ゲーム会社は営利事業なのですから儲けを目的にすること自体は当然です。
しかし、それはユーザーに金を出させるだけの価値を提供した見返りとして利益を挙げるべきものでしょう。
このゲームはそんな価値なんてまるで無い酷さでした。
まあ、そんな物に引っかかった私が馬鹿なのですが。
世の中は私の様な馬鹿をカモにして金儲けをしている奴がいることを改めて教えてくれたゲームでした。
約2週間でこのゲームの悪質性に気がつき損切りしました。
約13万円の損失。
損切りが遅れていたら被害額はもっと増えていたので賢明な判断でした。
STEPN
2022年の春に最も話題になったPLAY TO EARNはSTEPNでした。
(STEPNは正確にはWALK TO EARNです)
Axie infinityで懲りていた私でしたが、ネットでの異常なまでの「儲かる」情報に思わず手を出しそうになりました。
5月にトークンがかなり安くなったので、むしろ今がチャンスと手を出す寸前まで行きましたが、マーケットか大荒れでしたので結局止めました。
本日現在のトークンの大暴落ぶりを見ると、止めておいて正解でした。
PLAY TO EARN狂騒曲
運営会社へのお願い
以上が私のAxie infinityの体験記です。
ゲームの始め方や遊び方といった内容を期待されていた方にはまるで役立たない内容で、そういったことを期待されていた方にはお詫び致します。
私はPLAY TO EARNで金銭的に酷い目に遭いました。
しかし、PLAY TO EARN自体を否定する気はありません。
PLAY TO EARNはできたばかりの新しい分野ですので、むしろ今後どんな発展を遂げるのだろうかと楽しみにしています。
PLAY TO EARNの健全な発展のためにも、運営会社はプレイヤーからいかに金をむしり取るかに力を入れるのではなく、プレイヤーがお金を出す価値のある素晴らしいゲームを制作することに力を入れて欲しいと思います。
そうすれば結果として運営会社も儲かるはずですし、PLAY TO EARNの世界が発展するでしょう。
ゲームをプレイして稼ごうと思っているみなさんへ
以前の投稿でも書きましたが、ゲームをプレイして稼げるのは一部の人だけです。
その一部の人とは、
①そのゲームがブームになる前から取組んでいた人
②そのゲームのブームのタイミングに上手く乗れた人
③そのゲームの成績が世界トップクラスの人
この三つのパターンのどれかに当てはまらない人は、原資が回収できないか、回収できたとしても相当の年月が掛かる可能性が高いです。
安易に飛びつくべきではありません。
特に、私の様にゲームには興味ないけど稼げるらしいのでやってみようかなんて人は要注意です。
現状においては、本当にゲームの好きな人以外はPLAY TO EARNをお勧めしません。
そしてプレイする方も、稼ぐのが主目的ではなく、あくまでゲームを楽しむのが主目的で、ついでに稼げればラッキーというぐらいの気持ちでやった方が良いと思います。
確かに、うまくブームのタイミングに乗って、ゲームが好きでなくても稼げてしまう可能性はあります。
しかし、ブームがいつまでも続くということはありません。
そして、ゲームで稼げるトークンもマーケットで取引される以上、価格下落のリスクは必ずあります。
稼ぐのが主目的でプレイしようという人は、そのリスクを充分理解した上で参戦すべきだと思います。
くれぐれも私のように、「これで稼ぎ不労所得でFIREしてやる」なんて気持ちで取組まないで下さい。
平凡なプレイヤーがゲームだけで生活ができるほど、しかも安定的に稼げるゲームが出現するか・・・
本当にゲームを楽しみたい方には,今はある意味チャンスと言えるかもしれません。
キャラクターアイテムも一時に比べて安く手に入りますし、額はともかくとしてゲームで遊んでそれが金になるシステム自体は今も健在なわけですから。
理想は、平凡なプレイヤーがゲームだけで生活ができるほど、しかも安定的に稼げるゲームが出現してくれることだと思います。
普通に考えればそれは難しいでしょう。
草野球のプレイヤーが、草野球で生活できてしまうなんてことがないのと同じです。
しかし、PLAY TO EARNはまだ始まったばかりの新し世界ですから、もしかしたら、とんでもいない天才がそんなゲームを作りだしてくれるかもしれません。
私がPLAY TO EARNに再挑戦するのはそんなゲームが登場した時でしょう。
みなさんは、そんなゲームが登場する日が来ると思いますか?
最後まで読んで下さりありがとうございました。
追伸
今日も、こじょりん(小城徹也)さんのイラストを使わせていただきました。
こじょりんさん、素晴らしいイラストを描いて下さりありがとうございます。
これからも楽しいイラストを生み出して下さいね。