「美しい彼」劇場版、エターナル、3度目を見て、今までうっすら思っていたことの考察
昨日、3度目のエターナルを決めてきた。
3度目なのに逐一新鮮に見れてクスリとしたり気付いた事があったり、ただ変わらないのは2度目と同じくエンドクレジットで号泣したということだった。
さて、一度目2度目は平良の感情のアップダウンに翻弄されまくりながら見ていたからか、3度目にして気付いたことがある※遅い
この劇場版、清居も平良への愛が重い。
清居の愛の重さはまた別記事でまとめるとして
その前に一回目に見た時から気になっていること
なんならシーズン1から気になっていたことを
個人的に言語化&考察したい。
「美しい彼」、もしかしなくても欲というか一人の人間への「そういう」欲の話だったり…します?
※今更なら済みません。
1期1話の最後はあれで終わるし、
3話はキスで終わる
4話は煩悩に支配される
最終話は指舐めるし化学室だしラストは寝ている
二期冒頭はあの始まり方
所々カメジロウで最終話は暫くキスとかしないから~のチョコ、
で、エターナルです。
エターナル見て思ったのが、「美しい彼」、平良が「神にしてキング」だった清居への「そういう」欲を自覚していく話だったような気がしてきまして…
そもそも私1期の最終回見た時から気になってたんですよ←気にするなよゲスいぞという突っ込みは甘んじて受けます
センシティブな話しますがこの二人、この後の夜の生活どうなるんだろう
って。
個人の感想ですが1期最終話で結ばれたあと、平良から手、出せるのか?と思ってたんですよ・・・あの平良ですよ?「今までと同じならいやだ」と言われたから念願叶って(無意識としても指舐めるあたり平良は確実に本能では清居に「そういう意味で」触りたかったでしょう派です。私は。)やっと触れたのであってそれ以降も清居の許可がないと平良はあまり自分から触らないのでは?と私は考えてて・・・清居から仕掛けないと平良は触らない的な
で、2期始まると
「怒ってる?昨日、しつこくしたから」「清居がかわいすぎてつい」
「今日はするからな」で「今日もいいの?」
のやりとり
・・やはり許可がないと触れないのか?で、許可が出るとしつこくなると・・・うーんわからないと考えていて
その他
清居の髪には指で触れる平良、
清居から絡みにいくと「うわああああ」と逐一驚いたり近いとかいう平良
上記↑を踏まえると
やはり平良の中では許可制みたいになってるのでは?という思いが私の中で強くなり
で、最終回、
「暫くキスとかしない」
問題の神社、
「馬車馬のように働け、迷惑かけたらその場で捨てんぞ」と言われてニタアーッと笑った後取って食いそうな目で清居を見ての
「今までと同じなら嫌だ…あの時の清居の言葉、嬉しかった。」
「この時間を永遠にしたい」
私、この一連の場面の取って喰いそうな目を見て平良にゾッとしたんですよね。なんというか欲が深いというか独占欲がすごい目をしていて、
で、抽出されたのが清居が「触ってくれ」とある意味懇願してきたあの化学室での言葉という。
確かに「あの時の清居の言葉、嬉しかった」のでしょうが…で、「この時間を永遠にしたい」
これ…私の解釈ですが行われた行為も含まれてる気がしてて。あの日手に入れた清居を離したくない、永遠にしたい欲が出てきたというか。
それに思い返せば1期の神社の場面ってよく考えたら、
顔を覗き込まれる→写真現像→から~の…だったわけでそれも踏まえてる可能性すらあるわけで…
あの頃は写真見て…しかできなかったわけですし
話を戻します。
バレンタインチョコwithアヒル隊長を貰いチョコごとキスして
「ごめん清居、今日は我慢出来ない」
この時から平良はしたい時は自分から行けるようになったのかなと思ったりしたのですがエターナルで
清「たまには本能が勝ったりしないのか」
平「そんなことをしたら迷わず射殺してほしい」
のやりとり聞く限りそういう訳でもないのか?
と思ったらかなり強引に鏡に押し付けてキスまくってるのでいや、あの、言ってることとやってる事が違う。(゜ロ゜;ノ)ノていうかかなりドS…怖っ…!
そして野口さんの安奈の撮影を見て自信を喪失し、シーツ内で嫉妬と独占欲から清居を襲う場面
無理矢理とかしたら射殺していいって言うくらい大事にしてるはずの清居に「痛い」って言わせてしまい、
「俺、病院いったほうがいいかも」
って落ち込むという
平良にしては人間らしくて良かったというか、清居をある意味ドス黒い感情からでも神ではなく人間扱いして触ろうとしたというか。
本来、嫉妬やドス黒い独占欲って付き合ってるならあって当たり前なわけで
そもそも平良は、シーズン1の1話最後で嫌な気分になったから一回だけとはいえ「そういうこと」はしてたし、つまり「そういう欲」はあったわけで最終話では指は舐めるし触ってもいいか聞くわけですよ。欲、あるんですよ。
要するに平良って本当はずっと清居への「欲」があった「欲深い」人間なわけで、
大体、二期始まった時なんかは
「お許し下さい。勇気を言い訳に神に触れる大罪を、いや、許されなくても構わない。その代わり手に入れた、俺だけの清居」
とかいうモノローグで始まっていたわけで独占欲はかなり強いんですよ。
それが二期の最終話とエターナルで平良の「そういう」「ドス黒い欲」が目立ってきて平良本人もそれを自覚してきたというか自覚してきたからこそ「抑えなきゃ」とも思ってもいて、ぐちゃぐちゃだったんでしょう
誰にも清居を撮らせたくない。自分だけが清居を美しく撮りたい。絶対に野口さんより綺麗に撮る。
という欲。
さらに言えば清居を手放したくないという欲
一生清居のそばにいる
最高のキング
いや、俺の、俺だけの、美しい彼。
…つまり「美しい彼」
人間の成長物語であると共に、人間がひとりの愛する人への純粋な「好き」という想いの無意識下にあった
「そういう意味での」欲を自覚していき、それまでの崇拝も遺しながらも普通の人間として、恋人としての「そういう」「欲」込みで愛する人を欲と共に愛していく話
だったのかなと、思いました。
神であり、キングである清居を平良がやっと
「人間、清居奏」
として見て、清居が望んだように愛せるようになったというか
私が勝手にそう思っただけで色々な意見や解釈はあると思いますが、これが、私の考えです。
はあ、幸福感で愛が重い…
平良よ、あなたの、あなただけの清居だ。
幸せにしてあげてくれ。
私に言われなくてもそうするだろうけれど。