#215_行動分析学を学ぶ
最近、心理学に興味の対象が向いている。
今日は行動分析学の書籍を一冊読んだ。
読むだけだとなかなか理解が深まらないので、図解しながら。
わたしたちは、問題行動が起こったときに何を見ているのか。
大抵、こう考えるんですよ。
大抵、原因と結果(行動)で物事をみる。
でも、問題行動のあとに起こる行動もセットで考えましょうよ、という捉えが行動分析学。
この3つをセットで観は得ることを「行動随伴性」というそうだ。
行動随伴性は4種類ある。
①正の強化・・・報酬をもらえる(行動が強化される)
②負の強化・・・不快を取り除ける(行動が強化される)
③正の罰・・・・嫌悪刺激がある(行動が弱化される)
④負の罰・・・・報酬がなくなる(行動が弱化される)
この場合、行動随伴性の種類は①~④のどれに当たるだろうか。
この場合は②負の強化(不快を取り除ける)である。
これは、状況をどのような行動として捉えるかで見方が変わってくる。
こんなパターンや
こんな場合も。
いずれにしても、その子の行動をいかに分析的に、現象ではなく「行動」として捉えられるかが鍵であると言えよう。