#207_脱稿の喜びと学びの大洪水と

2月発刊予定の書籍、昨日脱稿しました✨
いやーーーーー、長かった💦💦
ここまでの道のりのなかで、いかに日常を言語化してないかを目の当たりにしました。
自己嫌悪に陥っても仕方ないので、個人情報に触れない程度に言語化を心がけたいと思います。

今日はUDセミナーへ。
脱稿後の開放感と、アウトプットが多くインプットに飢えていた今の自分が重なって、最高の時間を過ごすことができました。
場を創ってくださった、桂先生には感謝しかありません✨

授業では、子どもたちの変容を目の当たりにした感動の時間をすごすことができました。
子どもたちが目的と、目的を達成するための活動を共有し、目的に向かって自らの学びを創り続ける姿がとてもよかった😊✨
問いにこだわる桂先生だからこそ生まれた発問、めっちゃ勉強になりました。

このあとの授業シンポジウムがまたよかった。
登壇者の一人、川上先生の繰り出す問いが、会場全体を深い学びへと誘っていました。
主軸は、桂先生が飛び込み授業をした学級の、担任K先生への問い。

どうしたらあんな問いを生み出せるのだろう。
懇親会でお話させていただき、その一片を垣間見ることができたのも、今回のセミナーの収穫でした。
川上先生が、授業の何を見ているか。
特別支援教育のプロは、人・モノ・コトをみるプロであることを実感しました。
教員とかそういう狭い枠ではなく、全人類に必要な見方だな。

川上先生のお話が面白くわかりやすく深いのは折り紙付き。
でもそれ以上にわたしが注目しているのは、その場にあった問いを瞬時に繰り出し学びを深める、ファシリテート力、空間デザイン力です。
セミナーの目的と意図を捉え、参加者のニーズを踏まえて場を創る力。
神業。
(もちろん、その後の講座もめっちゃ面白かった✨)

セミナーの締めは、文学作家の石井睦美先生のご講演でした。
石井先生のお言葉一つ一つから、愛が伝わってきました。
学校教育への愛、子どもへの愛、作品への愛。
それを支える確かな教育観。
子どもたちが直面している現実と向き合い、教室で物語を読む意味を考え抜いた上での、書き下ろしの作品。
こんな作品に出会えた子どもたち、この作品を通して学べる子どもたちは幸せだと心から思いました。

言葉は単なる記号でも自分を表現するための技術でもなく、人生の豊かさそのもの。
「嬉しい」「悲しい」を一般的な意味理解で終わらせるのではなく、自分の体験に引き寄せながら「この物語の”嬉しい”って・・・?」と自分事として考えられる。
一人一人の子どもの「嬉しい」「悲しい」の感じ方や捉え方に触れて、さらに自分の捉え方を見直し、再構築できる。
深い国語の授業は、自分が今まで歩んできた人生だけでは味わえない感情を、友達の感じ方や考え方を媒介に、作品を紡ぐ言葉を通して疑似体験できる場なのだと実感しました。
自己開示できる仲間と共に学ぶのは必須ですね。

懇親会では、懐かしい先生、再会できた先生、お名前だけ知っていた先生、初めましての先生と、多くの先生方との繋がりを確かにできる時間を過ごすことができました。
会が終わったあと、駐車場で福島先生とめっちゃ熱い話ができたことも大きな収穫の一つ。

関わってくださったすべての先生方に、厚く御礼申し上げます。
行ってよかったわーーーーー!!!!!

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